国際スタンダードの実現

ヒューマンライツ・ナウは、日本に住む人々の人権が充分に保障されるように求める活動を展開、国連人権機関からの勧告を実施するよう政府に働きかけ、国際スタンダードの人権保障を実現するために活動しています。

  • えん罪をなくすための、人権が尊重される刑事手続きへの改革
  • DVなどの暴力から女性を保護する法律・体制を国際基準に基づいて改善すること
  • 人権侵害を受けた人々が直接国連に是正を求めることができる人権条約の「選択議定書」の批准
  • 特定秘密保護法を巡る問題など
  • 言論・報道の自由に対する政府による介入など
  • ヘイトスピーチに関する実態調査と政策提言
  • 東日本大震災・原発事故をめぐる問題

東日本大震災・原発事故

ヒューマンライツ・ナウは、東日本大震災・福島第一原発事故後の人々の状況について、人権の視点から国際人権基準に基づく対応を求めて活動する唯一の国際人権NGOです。震災直後から被災地の事実調査を通して明らかとなった問題を提起、政策提言をしてきました。福島第一原発事故に関連しては、生命・健康に対する権利を保護する政府の責任の観点から政策提言を行い、国連に情報提供をして国連の事実調査をもとめ、国連「健康に対する権利」特別報告者アナンド・グローバー氏の事実調査ミッションの実施をサポートし、同氏が原発事故後の人々の健康に対する権利を守るために包括的な施策の実施を求めた「グローバー勧告」の実現に多大な貢献をしました。現在、その実施を求めて様々な団体と連携、政府との交渉を進めています。

人権政策の主流化

ヒューマンライツ・ナウは日本の外交・援助政策が人権を主流化したものとなるよう求め、様々な政策提言を行っています。

日本の企業に対して

近年、グローバルに展開する企業が、人権侵害に加担する役割を果たすリスクが高まっています。同時に、企業が人権に関する明確なポリシーを掲げてこれを実施すれば、人権侵害を大きく改善し、人権状況の向上に役割を果たすことが出来ます。ヒューマンライツ・ナウは日本の企業に対し、適切な人権政策をとるよう働きかけています。

【声明】トルコ国籍クルド人に対するヘイトスピーチやヘイトクライムに強く抗議するとともに、その根絶に向けた措置を求める

ヒューマンライツ・ナウは、トルコ国籍クルド人に対するヘイトスピーチやヘイトクライムに強く抗議するとともに、その根絶に向けた措置を求める声明を発表しました。 ダウンロードはこちら

【声明】ミャンマーの「偽りの選挙」にHRNは反対する。各国は拒否せよ

ヒューマンライツ・ナウは、ミャンマー軍が違法な支配を「正当化」するための「偽りの総選挙」に抗議する声明を公表しました。 声明のダウンロードはこちら〈英語〉〈日本語〉

【12/15(月)ウェビナー】世界人権デーイベント「日本の外国人政策を問う」

いま、世界各国で「●●ファースト」という空気が流れ、日本も例外ではありません。外国人に対する排外主義とも取れるような言動が多くなっています。ヒューマンライツナウ関西グループでは、日本で発生している事例を踏まえながら、国際 …

ユース向けウェビナー「ユース世代とデジタル性暴力 ― 誰もが被害者にも加害者にもなりうる社会で ―」

SNSやチャットアプリ、画像共有サービス、そして生成AI。 デジタル空間が日常となった今、ユース世代の間では、無断撮影や画像拡散、性的なやりとりの強要、ディープフェイクポルノの作成など、さまざまなかたちの「デジタル性暴力 …

ウェビナー「デジタル性暴力の現状と世界の動向」

インターネットやソーシャル・メディアの普及により、意に反した性的画像・動画の流出や拡散問題は大勢の人を苦しめています。リベンジポルノ、セクストーション(性的脅迫)、オンライングルーミング、AV出演強要、盗撮などの被害によ …

10/4(土)「停戦を、食料を、今すぐに」NGOからの報告会・キャンドルアクション

パレスチナ・ガザ地区での未曾有の人道危機が始まって2年が経過します。停戦の見通しが立たないまま封鎖によって人々は閉じ込められ、空爆や銃撃のみならず飢餓や病にもさらされ、食料や清潔な水、医療品を十分に得られないでいます。生 …

【10/10(金)ウェビナー】日本における人権デューディリジェンスの推進 ー 日本の「ビジネスと人権に関する国別行動(NAP)」改訂に向けた対話と提言

*English below 背景 多国籍企業が世界的な影響力を拡大する中で、強固で義務的な人権デューディリジェンス(HRDD)に関する法制度の必要性はますます高まっています。世界最大級かつ最も影響力のある企業を抱える日 …

【ユースイベント報告】刑法は変わったけど、裁判のリアルは?~裁判での「性的同意」を読み解く~

2025年9月28日(日)、認定NPO法人 ヒューマンライツ・ナウ 女性の権利プロジェクト・ユースチーム は、性暴力被害者支援情報プラットフォーム THYME(タイム)と共催で、オンラインイベント「刑法は変わったけど、裁 …

【報告書】Silenced Voices:船上労働者の声はなぜ聞こえてこないのか?―台湾の漁船から日本市場までの不透明なマグロサプライチェーンに潜む人権リスク

東京を本拠とする国際人権NGOヒューマンライツ・ナウ(HRN)は、台湾を拠点とするNGOである台湾人権促進会(TAHR)と共同で、台湾の遠洋漁船から日本市場に供給されるマグロのサプライチェーンに内在する強制労働リスクに関 …

日程変更【10/21(火)ウェビナー】クルド難民保護の歴史とヘイトへの流れ

埼玉県川口市や蕨市を中心に暮らす在日クルド人に対するヘイトスピーチが激化しています。街頭でクルド人排斥を訴えるデモやインターネット上での誹謗中傷のほか、脅迫電話、盗撮、落書きなどの被害も生じています。 では、なぜこのよう …