Human Rights Now Academy
ヒューマンライツナウ・アカデミー
『人権で世界を変える!事例と学ぶ国際人権法・国際人道法セミナー
~国際的な舞台で活躍したいあなたに~』
国際人権NGOヒューマンライツ・ナウでは、2017年10月28日(土)、29日(日)の2日間にわたって、国際人権法を体系的に学ぶセミナー「国際人権アカデミー」を開催いたします。
「将来国際協力がしたい」「国際人権法・人道法を基礎から学びたい」と思っている方にぴったりの講座となっています。
実際に国際人権・国際協力のフィールドで活躍されてきた著名な講師陣から国際人権・人道法だけでなく、国際協力分野でのキャリア形成について体系的に学べる絶好の機会です!
2日目の最後にはグループワークを通して学んだことをアウトプットするという半参加型のものとなっております。
また、参加者全員にHuman Rights Now Academy Certificate(修了証書)を発行します!たくさんの方のご応募お待ちしております。
【セミナー概要】
日時: 2017年10月28日(土)・29日(日) (2日間) 10:00~18:00
場所: 法政大学 市ヶ谷キャンパス ボアソナードタワー22階 現代法研究所会議室
〒102-8160 住所 東京都千代田区富士見2−17−1
<アクセス>
JR山手線 市ヶ谷駅より徒歩約7分/地下鉄 南北線、都営新宿線、有楽町線 市ヶ谷駅より徒歩約7分
アクセスマップ:http://www.hosei.ac.jp/access/ichigaya.html
キャンパスマップ:http://www.hosei.ac.jp/campus/ichigaya/index.html
資料代: 10,000円(2日間)
※事前申込制(申込方法は下記をご参照下さい)
※一日のみご参加希望の場合は、資料代6,000円頂戴いたします。
【スケジュール・講師】
※講義の順番および担当講師は2日間で入れ替わる可能性がございます。ご了承ください。
<1日目>
10:00-10:15 イントロダクション
本プログラムの概要説明、参加者自己紹介。本プログラムで期待すること・抱負の共有など。
10:15-12:15 国際人権法入門
建石真公子氏(法政大学法学部教授/ヒューマンライツ・ナウ理事)
専門:憲法学、国際人権法。人権条約の国内適用に関してフランス憲法とヨーロッパ人権条約について研究。また人権内容については、生殖補助医療やセクシュアリティの権利に関して人格権の観点から研究。著書に『社会変動と人権の現代的保障 (講座 政治・社会の変動と憲法―フランス憲法からの展望 第II巻)』(編著、2017年)、『現代統治構造の動態と展望-法形成をめぐる政治と法』(共著、2016年)、『文化多様性と国際法ー人権と開発を視点として』(共著2016年)、『身体・性・生-個人の尊重とジェンダー』(編著、2012年)、『ワークアウト国際人権法』(共著、2010年)等。
13:00-14:50 国際人権NGOのアドボカシー活動・変化をもたらす実践講座
伊藤和子氏(弁護士/ヒューマンライツ・ナウ事務局長)
1994年に弁護士登録。女性、子どもの権利、えん罪事件など、人権問題に関わって活動。米国留学後の2006年、国境を越えて世界の人権問題に取り組む日本発の国際人権NGO・ヒューマンライツ・ナウを立ち上げ、事務局長として国内外で現在進行形の人権侵害の解決を求めて活動中。同時に、弁護士として、女性をはじめ、権利の実現を求める市民の法的問題の解決のために日々活動している。ミモザの森法律事務所(東京)代表。
15:00-16:00 SDGs・グローバル課題とアドボカシー活動
柴田哲子氏(特定非営利活動法人ワールドビジョン・ジャパン アドボカシー・シニアアドバイザー、チーム・リーダー)
国際協力銀行、国際NGOジェン(アフガニスタン事務所長)を経て、国際NGOワールド・ビジョン・ジャパンにてアドボカシー・ チームを統括。
SDGs市民社会ネットワーク、教育協力NGOネットワーク(JNNE)、GII/IDI懇談会、ビジネスと人権&NAPプラットフォームなど、複数のNGOネットワークや政府との懇談会においても、世話人や幹事などを担う。
今年7月には、ニューヨークで開催されたSDGsに関する国連ハイレベル政治フォーラム(HLPF)に市民社会メンバーとして参加し、SDGs進捗に関する市民社会カウンターレポートを作成・公表したほか、韓国市民社会とサイドイベントを共催しSDGs16についての市民社会としての見解と提言を発表した。
16:10-17:45 グローバルビジネスと人権保障
高橋宗瑠氏(ビジネス・人権資料センター 日本代表)
早稲田大学卒、英国エセックス大学院にて法学修士号(国際人権法)取得。アムネスティ・インターナショナルの日本支部及び国際事務局(ロンドン)で勤務後、ジュネーブなどを経て2009年3月より2014年5月まで国連人権高等弁務官事務所パレスチナ副代表を務める、2014年6月より英国の国際人権NGO、ビジネス・人権資料センター日本代表。
17:45-18:00 2日目のワークショップの説明
<2日目>
10:00-11:00 国際人権法を活用する~国連人権メカニズムとNGOの役割
国連ビジネスと人権指導原則とは何か
小川隆太郎氏(弁護士)
早稲田大学法学部を卒業後、同大学大学院法務研究科に進学。2014年より東京協同法律事務所に所属。専門分野は外国人事件(入国管理事件など) 行政訴訟事件(難民事件など) 労働事件(解雇,退職勧奨,労働条件切下げ,残業代請求,労災,不当労働行為など)を幅広く手がける。『依頼者に寄り添い,共に前進する』という信念を掲げ、常に最善の解決策の提示を目指している。
また実務を通して培った専門知識と経験を生かし、法律事務所以外にも活躍の場を広げている。例として、多様な人権問題に取り組むヒューマンライツ・ナウやアムネスティ・インターナショナル、日本に暮らす外国人の司法へのアクセス向上を目指す外国人ローヤリングネットワークなど。
11:00-12:00 グローバルに活躍するために~国際人権フィールドで使う英語入門
Cade Mosley氏(ニューヨーク州弁護士)
2004年にニューヨーク大学で法務博士課程を修了後、同大学の国際法・司法研究所でLL.Mフェローショップを勤め、2009年にニューヨークで法律家として活動を開始。ロースクール時代はニューヨーク大学(通称NYU) で国際法に関する記事を扱う定期刊行物の編集長として活動し、さらには国連のパラウミッションにも携わった。米国務省の法務省に勤務した経歴もあり、さらにはワシントン州を拠点として活動する国際環境法センターに勤めた経験もある。その後、タイでミャンマー人の学生に対し国際人権法について講義し、ミャンマーの弁護士会にて国際法のレクチャーなどを数多く行った。2015年以降、ヒューマンライツ・ナウでは専門分野である環境保護活動と国際人権法に纏わる活動を中心的に行なっているが、専門分野のみに留まらず、多岐にわたる人権問題に関する論文を執筆している。
13:00-15:00 国際人道法・国際刑事法
須田洋平氏(弁護士)
1976年生まれ。弁護士(日本・米国ワシントン州)。2003年から米国ワシントン州最高裁判所でロークラークを務めた後,2004年にICTY(旧ユーゴスラビア国際刑事法廷)インターンを務め,国際刑事法,国際人道法の最前線に従事する。2006年に日本で弁護士登録後,2008年から2012年までHRN事務局メンバーとして活動し,この間Peace Law Academyで国際刑事法,国際人道法の講義を行う。
15:10-16:50 グループワーク(アドボカシーワークショップ)・発表
グループワークでは参加者が架空の国際人権NGOという設定で実際の事例に対するアドボカシー戦略を考えます。最後に各チームからの発表、参加者、講師からのフィードバック・質疑応答を行います。
16:50-17:30 クロージング・修了証書授与
1日目に共有した抱負などを踏まえ、本プログラムの振り返りをして頂きます。最後に参加者全員に修了証書を授与致します。
【申込方法】
Peatix(http://peatix.com/event/306477/)から申込み・チケット購入をお願い致します。
登録締め切りは10月26日23:50ですので、ご了承ください。
※上記から申し込みが出来ない場合は、お手数ですが、HRN事務局(info@hrn.or.jp)へ、件名を「2017国際人権アカデミー参加希望」として、お名前、ご連絡先をご送信下さい。
【キャンセル料につきまして】
当イベントでは資料・会場の手配の関係上、以下のキャンセル料をいただきます。何卒ご了承ください。
当日:全額10,000円、3日前以降:半額5,000円、3日前まで:Peatix手配手数料(1000円以下の金額になります)
【主催】
認定NPO法人 ヒューマンライツ・ナウ(HRN)
【お問い合わせ先】
ヒューマンライツ・ナウ(HRN)事務局
(担当:ケルシー・レクナー)
Email: info@hrn.or.jp