【入賞映像作品公開中】第4回世界子どもの日中高生映像スピーチコンテスト

第4回世界子どもの日中高生映像スピーチコンテスト

ヒューマンライツ・ナウは今年も世界子どもの日中高生映像スピーチコンテストを開催しました。

今回の入賞者が発表されましたのでお知らせいたします。

また、入賞者のスピーチは特設サイトよりご覧いただけますのでぜひご覧ください。

http://hrn.or.jp/speech/

 

1位 
山田寧々さん(13歳)「学ぶことは、世界を知り、考えること。」
教育の必要性と子どもの権利に関するスピーチです。
自分の体験を踏まえた語り口のテンポのよいスピーチで、問題意識が高く、話の組み立てもよく、
伝える力、聴衆に伝える力、プレゼンテーション能力も抜群に高いということで優勝となりました。

2位 
ネウパネ サミサさん(16歳/YSCグローバル・スクール)「ネパールの女の子の人権」
故国、ネパールにおける性暴力被害をテーマとしたスピーチです。
2016年に日本に来られたというのに、日本語が上達され、難しい日本語を使いこなしてスピーチをされました。
等身大の目線で女性の権利を語り、状況描写が生々しく、訴えかける強さがあり、幅広い年代に伝わる表現力を持っています。
自分でも貢献していきたいという意思が示されたことも高評価につながりました。

福田愛莉さん(玉川聖学院中等部 3年)「復興のために私ができること」
東日本大震災から7年という記憶が薄れゆく中、一貫して被災地と関わってきた思いをスピーチされました。
現場に足を運ぶ意義を確認させ、埋もれた課題を自分の人生と重ね合わせながら語れる強さが高評価となりました。
知ろうとする意欲と現場に出向く行動力、小さな声や言葉に気付くところも素晴らしく、
忘れてはならない足元の問題を改めて考えさせる内容でした。

3位 
久米達希さん(京都府立北桑田高校 1年)「百人のWIN」
フィリピンにルーツを持つ久米さんは、元気がよく、力強いスピーチの姿勢が好印象です。
SDGsの理想を体現し、時代性を感じさせる内容のスピーチで、そうした者を10代の子が語ることに希望を感じました。
スピーチの方向性はポジティブで、困難を乗り越えて、積極的にコミュニケーションをしていこうとする意欲も高く評価されました。