(2024/06/27追記)
2024年6月26日(ジュネーブ現地時間)に開催した人権理事会サイドイベントのアーカイブ動画を公開いたしました。
アーカイブ▷https://youtu.be/ZjEj_XbIgfQ
ヒューマンライツ・ナウは2024年6月26日、ヒューマンライツ・ウォッチ (Human Rights Watch) ならびにジュネーブ記者クラブ(Geneva Press Club) との共催で、「日本におけるビジネスと人権: 国連ビジネスと人権作業部会の日本に関する報告書についての対話」(原題:Business and Human Rights in Japan : Conversation with the UN Working Group on Business and Human Rights about their report on Japan)と題した人権理事会のサイドイベントを開催いたします。
概要
国連ビジネスと人権作業部会のメンバーであるPichamon Yeophantong氏とDamilola Olawuyi氏は、2023年7月から8月にかけて日本を公式訪問し、ビジネスと人権に関する様々なステークホルダーと対話を行い、公式報告書は第56回国連人権理事会に提出されました。報告書では、「リスクのあるグループに対する不平等と差別の構造を完全に解体することが緊急に必要である」と強調しているほか、ジャニー喜多川事件に代表される芸能界における根強い性的虐待についても強い懸念を示しています。さらに、国連の任務保持者の呼びかけにもかかわらず、福島原発事故の影響を受けた人々や労働者に対する重大な人権侵害をめぐる問題が取り組まれていない点についても再検討しています。
今回のサイドイベントでは、作業部会のメンバーをはじめ、旧ジャニーズ事務所被害当事者、福島原発事故避難者、ヒューマンライツ・ウォッチ アジア局の代表者もスピーカーとしてお迎えする予定です。
イベント詳細
【日時】2024年6月26日 16:15~17:45(ジュネーブ現地時間)23:15~0:45(日本時間)
【開催形式】対面とオンラインのハイブリッド形式
【会場】Geneva Press Club (Attic Room)
Domaine de Penthes
Chemin de l’Impératrice 18
1292 Pregny-Chambésy / Genève
【使用言語】英語(通訳なし)
【参加申込】お申込みはこちらから
【登壇者とトピック】
1. Members of the UN Working Group of Business and Human Rights
Report on the 2023 country visit to Japan and recommendations by the UN Working Group
2. Mr. Akimasa Nihongi
1 is 2 Many Action Plans to Eradicate Child Sexual Abuse : Sexual abuse in the entertainment industry
3. Ms. M. Sonoda (Human Rights Now)
The issue concerning the Fukushima Nuclear Power Plant
4. Mr. Teppei Kasai (Asia program officer, Human Rights Watch)
Major Japanese companies and their ties to serious human rights abuses in China and Myanmar
5. Ms. Kazuko Ito (Vice President, Human Rights Now)
Overall challenge to implement the Business and Human Rights agenda in Japan
Moderator: Mr. Calvin Queant (Geneva Representative, Human Rights Now)
【お問い合わせ先】info@hrn.or.jp