国際スタンダードの実現

ヒューマンライツ・ナウは、日本に住む人々の人権が充分に保障されるように求める活動も展開、国連人権機関からの勧告を実施するよう政府に働きかけ、国際スタンダードの人権保障を実現するために活動しています。

  • えん罪をなくすための、人権が尊重される刑事手続きへの改革
  • DVなどの暴力から女性を保護する法律・体制を国際基準に基づいて改善すること
  • 人権侵害を受けた人々が直接国連に是正を求めることができる人権条約の「選択議定書」の批准
  • 特定秘密保護法を巡る問題など。

東日本大震災・原発事故

東日本大震災・原発事故

ヒューマンライツ・ナウは、東日本大震災・福島第一原発事故後の人々の状況について、人権の視点から国際人権基準に基づく対応を求めて活動する唯一の国際人権NGOです。震災直後から被災地の事実調査を通して明らかとなった問題を提起、政策提言をしてきました。福島第一原発事故に関連しては、生命・健康に対する権利を保護する政府の責任の観点から政策提言を行い、国連に情報提供をして国連の事実調査をもとめ、国連「健康に対する権利」特別報告者アナンド・グローバー氏の事実調査ミッションの実施をサポートし、同氏が原発事故後の人々の健康に対する権利を守るために包括的な施策の実施を求めた「グローバー勧告」の実現に多大な貢献をしました。現在、その実施を求めて様々な団体と連携、政府との交渉を進めています。

人権政策の主流化

ヒューマンライツ・ナウは日本の外交・援助政策が人権を主流化したものとなるよう求め、様々な政策提言を行っています。

【イベント報告】CSW69ウェビナー「武力紛争で影響を受けた女性たちの視点から考える平和構築」Peacebuilding from the Perspective of Women Affected by Armed ConflictPeacebuilding from the Perspective of Women Affected by Armed Conflict

  ☆本イベントの録画はこちらからご覧いただけます☆ 2025年3月12日、CSW69(第69回国連女性の地位委員会)開催中に、ヒューマンライツ・ナウは、「武力紛争の影響を受ける女性の視点からの平和構築」と題し …

【イベント報告】ウェビナー「CEDAW勧告をどう生かすか?」

☆本イベントの録画はこちらからご覧いただけます☆ 2024年10月、国連の女性差別撤廃委員会(CEDAW)による審査が8年ぶりに実施され、11月には委員会から日本政府に対する勧告を含む総括所見が発表されました。委員会勧告 …

【NY開催イベント】「変われるのか?日本社会の女性への人権意識」

元タレント中居正広氏とフジテレビ女性アナウンサーとの性的トラブル問題からテレビ業界で働く女性が「性的対象」として扱われ、人権意識の欠如が浮き彫りになっています。また、滋賀医科大学の男子学生2人が女子学生に性的暴行を加えた …

【記者レク】テレビ局の人権対応に関するアンケート調査に関するオンライン記者レクのご案内

ヒューマンライツ・ナウは、来る2月21日(金)午前11時から、テレビ局の人権対応に関するアンケート調査に関する記者レクをオンラインで行うことになりました。 国連ビジネスと人権作業部会は2024年6月の訪日調査報告書で、日 …

【イベント報告】ウェビナー「沖縄における性暴力~なぜ繰り返されるのか~」

12月19日、ヒューマンライツ・ナウ(HRN)は「沖縄における性暴力~なぜ繰り返されるのか〜」のウェビナーイベントを開催しました。2023年に刑法性犯罪規定が改正されましたが、性暴力のない社会を実現するには大きな壁が立ち …

【12/19(木)ウェビナー】沖縄における性暴力~なぜ繰り返されるのか

2023年に刑法性犯罪規定が改正されましたが、性暴力のない社会を実現するには大きな壁が立ちふさがっています。その象徴は、米軍基地が集中する沖縄において顕在化されています。1995年の少女暴行事件から29年が経過する今年、 …

【ウェビナー】「刑法性犯罪規定改正から1年:性的同意が尊重される社会に向けて」

  2023年7月13日に性犯罪の規定を見直す改正刑法が施行されてから1年が経ちました。罪名が「不同意性交等罪」となり、「同意しない意思」が構成要件の中心となったことや、いわゆる「性交同意年齢」が16 歳未満に …