ミャンマーの人権状況の改善を目指す活動を20年近く続けているヒューマンライツ・ナウ(HRN)は、今年3月下旬、ミャンマーとの国境沿いにあるタイ・メーソットなどを訪問しました。ミャンマーからタイに逃れてきた避難民を無料診療している医療施設、言論弾圧と闘うジャーナリスト、民主派政府「ミャンマー国民統一政府(NUG)」などの関係者と面会し、長引く内戦の状況や、日本や国際社会に求めることを聞きました。
ミャンマーでは2021年のクーデター以降、国軍による空爆、性暴力、強制徴用など民間人への深刻な人権侵害が続いています。また、今年1月に米トランプ大統領が海外援助を一時停止する大統領令に署名したこと受け、これまで米国の支援を受けてきた関係者からは混乱と不安の声が上がっています。これからの持続可能な支援の在り方、人権状況の改善、民主主義の回復のために何ができるか。現地で見えてきた課題をお伝えし、私たちにできることを議論したいと思います。みなさまのご参加をお待ちしています。
報告会では、今年3月28日に発生したミャンマー大地震に対して、在日ビルマ連邦少数民族協議会(Association of United Nationalities in Japan: AUN)と共同で支援活動を行っているNPO法人PEACEのマリップ・センブ理事長をお招きし、現地の被害状況や、必要なサポートについてもお話しいただきます。
【日時】2025年5月12日(月)19:00~21:00
【開催方法】Zoomによるオンライン開催
【参加費】無料
【申込方法】Peatixのこちらのページから
【申込締切】2025年5月12日(月)正午
【HRNスピーカー】
中川正春/HRN顧問、元衆議院議員、ミャンマーの民主化を支援する議員連盟元会長
佐藤百合/HRNアドボカシーオフィサー
芹川智洋/HRNボランティア
【ゲストスピーカー】
マリップ・センブ/NPO法人PEACE理事長
【問い合わせ先】
ヒューマンライツ・ナウ 事務局
info@hrn.or.jp
※応援チケットは参加費となるため、寄付金受領証明書は発行いたしかねますので予めご了承ください。