第12回沖縄平和賞受賞のご報告 | ヒューマンライツ・ナウ

平素より、私たちの活動に対するご理解とご支援を賜り、心より感謝申し上げます。

この度、ヒューマンライツ・ナウは第12回沖縄平和賞を受賞いたしました。

理事・スタッフ一同、これまでの被害者に寄り添った地道な活動を高く評価して頂きうれしく思っております。この栄誉ある賞を受け取ることができたのは、ひとえに皆様の温かいご支援とご協力のおかげです。深く感謝申し上げます。

ヒューマンライツ・ナウは2006年の発足以来、日本を拠点にアジア地域を中心に、世界の人権課題の解決に向けて活動してまいりました。団体設立以来、深刻な人権侵害をなくすことを通じて、紛争のない平和な世界を実現したいという理想を持ち、複雑化する今日の世界と向き合ってきました。

沖縄平和賞という素晴らしい賞をいただいたことを励みに、さらに多くの人々に人権問題への関心を高め、誰もが人権と尊厳を尊重される、自由で平和な社会の実現に向けて努力していく決意を新たにしています。

戦争は最大の人権侵害です。しかし、いまも世界各地で紛争によって何の罪もない人々が犠牲になっています。沖縄県における女性に対する暴力や環境破壊など、人権をめぐる課題も、戦争や米軍基地との関係を抜きに語れません。

私たちは、ひとりひとりの人権が尊重されるよう被害者の声を国内外に届けていくことで、持続的な平和の基盤を作って参ります。

今回、選考委員会より、当団体の活動がますます広がることにより、「人権意識が高まり、平和で安定した世界が実現することを願います」との言葉をいただきました。今後一層、平和と人権をめぐる課題への取り組みを強め、世界中の方々と連帯し、真に平和な社会をともに目指していく所存です。

受賞という、皆様からの今後の活動への期待の大きさを考えますと、改めて身の引き締まる思いでおります。今後も変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げるとともに、引き続き私たちのさらなる活動にご注目いただければ幸いです。

改めて、心より感謝申し上げます。

敬具

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◆沖縄平和賞とは、沖縄の持つ特性を生かして、沖縄の視点から新たな国際平和の創造を目指し、沖縄と地理的・歴史的に関わりの深いアジア太平洋地域の平和の構築・維持に貢献した個人・団体を顕彰するものです。