ヒューマンライツ・ナウは、国連欧州本部で「原発事故後の住民の健康に対する権利を守るために」と題するサイドイベントを現地時間5月28日16時~開催しました。
当日は、各国政府代表やNGO等、多数の参加をいただき、大変注目を集めました。
アナンド・グローバー氏の報告に続き、元双葉町長の井戸川克隆氏、福島県から長野県に避難された森永敦子氏、市民放射能測定所の岩田渉氏が福島事故後の実情を発言。参加者の多くは、国際的には何ら問題がないかのように伝えられている福島原発事故後の住民保護が現実には大変ひどいものであり、住民の意見が反映されていないことに驚きを隠せない様子のようでした。
ヒューマンライツ・ナウの伊藤事務局長が「勧告を日本政府に受け入れさせるために、国際的な関心が必要です」と国際的支援を訴えました。
サイドイベントを含むジュネーブでの活動の様子は、下記のIWJサイトで見ていただくことが出来ます。