【ウェビナー】5月19日(木)開催「ビジネスと人権の視点から考える ソーシャルメディア活用」

2011年に国連人権理事会で全会一致で承認された「ビジネスと人権に関する指導原則」は、国家の人権保護義務に加え、企業に対しても、人権を尊重する責任を果たすことを求めています。「ビジネスと人権ダイアローグ」では、様々な分野の専門家をお招きし、ビジネスと人権の観点から企業や私たち市民が果たすべき役割について考えていきます。
第6弾は3名の登壇者をお招きし、ソーシャルメディアの活用をビジネスと人権の観点から議論します。

 

日常生活の中で人々がソーシャルメディアから情報を得る機会が増えています。ビジネスにおいてはソーシャルメディアを活用した、企業のコミュニケーションやプロモーションが主流の一つになってきています。近年では、ユーザーがオキュパイ・ウォールストリート(#occupywallstreet)というハッシュタグを用いて発信したことや、ウイグル問題についてソーシャルメディアを通じて企業に働きかけたケースも出てきました。

活用の幅が広がる一方、ビジネスと人権に沿った取り組みは限られている状況です。今回のダイアローグでは個人や企業としてソーシャルメディア等を活用する際の利点・弊害、ソーシャルメディアを使って企業活動をする立場の視点、そしてプラットフォーム側としての責任と使用者としての環境作りに関して、指導原則や遵守すべき国内外の基準、起こった人権侵害の例を踏まえて議論していきます。

本ウェビナーは、ビジネスと人権やソーシャルメディアの活用について初心者の方でも参加いただけます。ビジネスと人権に関心をお持ちの一般の方はもちろん、様々な分野でソーシャルメディアに関連した業務に従事する方必見のイベントです。

 

◆申し込み:https://bhrevent20220519.peatix.com

◆開催日時 :2022年5月19日(木) 17時00分〜18時30分

◆開催方法 :ZOOMウェビナー

◆使用言語 :日本語

◆参加費 :
有料チケットで頂戴した参加費は講師謝礼などイベントの準備・開催費用等に使用させて頂きます。
当団体の活動は皆さまのご支援で成り立っています。ぜひカンパのご協力のほど宜しくお願いいたします。

・学生チケット 300円
・一般チケット 500円
・応援チケット(参加費+カンパ)1,500円
・応援チケット(参加費+カンパ)3,000円
・応援チケット(参加費+カンパ)5,000円

◆視聴方法 :前日までに、お申込いただいたメールアドレスに参加用URLをお送りします。

◆登壇者 (五十音順):

石川 優実氏(俳優・アクティビスト)
1987年生まれ。俳優、フェミニスト、アクティビスト。高校時代にスカウトされ、芸能活動を開始。2014年、映画『女の穴』で初主演。2017年、グラビア活動で受けた性被害を告発し、#MeToo運動を展開。2019年1月に、職場でヒールやパンプスを義務付ける行為は女性差別にあたるとして発信したツイートが#KuToo運動として広がり、厚生労働省へ署名を提出する。運動は注目を集め、「ユーキャン新語・流行語大賞」(現代用語の基礎知識選)で「#KuToo」がトップ10入りした。また、同年の英国BBCの世界の人々に影響を与えた「100Women」に選ばれる。著書に『#KuToo 靴から考える本気のフェミニズム』(現代書館)、『もう空気なんて読まない』(河出書房新社)がある。

曽我部 真裕氏(京都大学大学院法学研究科教授)
1974年生まれ、横浜市出身。京都大学大学院法学研究科教授(憲法・情報法)。聖光学院高等学校、京都大学法学部、同大学院法学研究科修士課程、博士課程(中退)、司法修習生(第54期)、京都大学大学院法学研究科講師、准教授を経て2013年から現職。放送倫理・番組向上機構(BPO)放送人権委員会委員長、一般社団法人ソーシャルメディア利用環境整備機構(SMAJ)共同代表理事、情報法制研究所(JILIS)理事など。著編著に『情報法概説(第2版)』(共著、弘文堂)、『憲法Ⅰ総論・統治(第2版)』『憲法Ⅱ 人権(第2版)』(共著、日本評論社)など。

津田 大介氏(ジャーナリスト/メディア・アクティビスト、大阪経済大学情報社会学部客員教授)
ジャーナリスト/メディア・アクティビスト。ポリタス編集長/ポリタスTVキャスター。大阪経済大学情報社会学部客員教授。1973年生まれ。東京都出身。早稲田大学社会科学部卒。
メディアとジャーナリズム、テクノロジーと社会、表現の自由とネット上の人権侵害、地域課題解決と行政の文化事業、著作権とコンテンツビジネスなどを専門分野として執筆・取材活動を行う。
主な著書に『情報戦争を生き抜く』(朝日新書)、『ウェブで政治を動かす!』(朝日新書)、『動員の革命』(中公新書ラクレ)、『情報の呼吸法』(朝日出版社)、『Twitter社会論』(洋泉社新書)ほか。2011年9月より週刊有料メールマガジン「メディアの現場」を配信中。

 

◆主催 :認定NPO法人 ヒューマンライツ・ナウ(ビジネスと人権プロジェクト)

◆コーディネーター:ヒューマンライツ・ナウ 小園 杏珠

 

★メディアで取材希望される方:
Peatixでのお申し込みと併せて、①所属先 ②お名前 ③掲載予定媒体 を
件名【220519ウェビナー取材依頼】にて事前に(info_bhr@hrn.or.jp)あてにご連絡ください。

 

※注意事項:
・イベントの進行を妨害される恐れがある、または被害者の心情を傷つけたり誹謗中傷する恐れがあると主催者が判断した場合、参加をお断りする可能性があります。
・また、発言・登壇者の方に、より自由な議論をして頂けるよう、ウェビナー中の発言をSNS等で対外的に発信・中継する等の行為はおやめください。
・録音・録画・スクショは禁止とさせていただきます。
・本イベントの後日配信は行いません。何卒ご了承いただきますようお願いいたします。

 

【問い合わせ】info_bhr@hrn.or.jp