【ウェビナー】4月16日(土)「~これでいいのか法制審~刑法性犯罪規定改正の現状を問う」第2回目

 

性暴力が性犯罪として処罰される改正を実現するために

現在、法制審議会では、刑法性犯罪規定改正が議論されています。昨年10月末の審議会開始以来ヒューマンライツ・ナウは、国際水準と被害実態に基づく抜本的な改正を求め、法務省法制審議会刑事法(性犯罪関係)部会や各政党に要望書などを提出してきました。しかし、性暴力や性犯罪の実態は、議論に反映されているのでしょうか?性暴力が非対等な関係から生じる暴力であり、意思に反する性的行為が相手の尊厳を傷つけ、被害後の人生に長く多大な影響を及ぼすと訴え続けてきた被害当事者の声は、十分に届いているでしょうか?

3月29日に開催された法制審議会の部会では、具体的な法改正の選択肢を示す「検討のためのたたき台」が示され、議論がされたようです。詳細な議事録はまだ公開されていませんが、「検討のためのたたき台」をみる限り、不同意な性的行為を処罰しうる改正となるのか、疑問が払しょくできません。

第2回目は、「性交同意年齢」について取り上げ、メディア記者の方々を始め、一般の方々まで幅広く参加できるセミナーを開催します。法制審では何が議論されているのか、性暴力が性犯罪として処罰される改正を実現できるのか。実現するためには何が必要なのか。ヒューマンライツ・ナウ 女性の権利プロジェクトチームの弁護士が、分かり易く解説します。質疑応答もありますので、疑問・不明点などあれば、これを機会に是非質問してみてください。

加害者が適正に罰せられ、被害者が真の意味で救済される世の中をつくるために、大勢の方々と共に刑法性犯罪規定の改正を考えたいと思います。たくさんの方の参加をお待ちしております。

ヒューマンライツ・ナウ 女性の権利プロジェクトチーム

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♦申込:http://ptix.at/fVJqye
♦日時:2022年4月16日(土)10:00~
♦開催方法:Zoomウェビナー
♦参加費:無料
♦視聴方法:前日までに、お申込いただいたメールアドレスに参加用URLをお送りします。

※注意事項:
・イベントの進行を妨害される恐れがある、または被害者の心情を傷つけたり誹謗中傷する恐れがあると主催者が判断した場合、参加をお断りする可能性があります。

・また、発言・登壇者の方に、より自由な議論をして頂けるよう、ウェビナー中の発言をSNS等で対外的に発信・中継する等の行為はおやめください。

・録音・録画・スクショは禁止とさせていただきます。

【お問い合わせ】info@hrn.or.jp