【イベント】11/17 本当の「積極的平和主義」とは?~映画「軍隊を捨てた国」上映と伊藤 千尋さん(HRN理事・元 朝日新聞中南米特派員)トーク~

ヒューマンライツ・ナウ&さらば戦争!映画祭 実行委員会 共同企画
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      本当の「積極的平和主義」とは?
 ~映画「軍隊を捨てた国」上映と
      伊藤 千尋さん(HRN理事・元 朝日新聞中南米特派員)トーク~
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ヒューマンライツ・ナウでは、さらば戦争!映画祭実行委員会との共催で、
映画 「軍隊を捨てた国」の上映、そして元朝日新聞社中南米特派員で、
ヒューマンライツ・ナウ理事、コスタリカ平和の会共同代表の伊藤千尋さんの
トークイベントを企画致しました。
今般、突如安倍首相が唱えだした「積極的平和主義」ですが、中米の小国
コスタリカは、「積極的非武装平和主義」でノーベル平和賞を受賞しています。
その違いは何か、映画とトークの中から説き起こしていきましょう。
【日 時】  2013年11月17日(日) 13:30~17:40
【場 所】 JICA地球ひろば
      ・東京都新宿区市谷本村町10-5(電話 03-3269-2911)
      ・JR中央線・総武線「市ヶ谷」 徒歩10分
      ・東京メトロ有楽町線・都営地下鉄新宿線
       「市ヶ谷」A1番/4番出口 徒歩10分
      ・東京メトロ有楽町線・南北線 「市ヶ谷」6番出口 徒歩8分
【内 容】
13:30~ 実行委員会・HRNよりご挨拶
13:35~14:05 コスタリカの紹介
14:05~15:25 映画 「軍隊を捨てた国 コスタリカ」 上映
15:40~17:40 伊藤千尋さん トーク
            「積極的平和主義・環境、脱原発政策について」
※終了後、懇親会があります。ご希望の方はぜひご参加ください。
【参加費】 1,300円 (要チケット制)
※会場の広さの関係上、先着60名様に限定させていただきます。
【お申し込み方法】
さらば戦争!映画祭 実行委員会(sarabasensou@gmail.com)まで、
お名前、ご住所、懇親会の参加希望の有無をお書き添えの上、
Eメールにてお申し込みください。
折返し、チケット料金の振込先をご案内致します。
こちらにてご入金を確認させていただき次第、チケットを送付致します。
※お申込み期限は、11月15日(金)までとさせていただきます。
【問合せ先】
さらば戦争!映画祭 実行委員会(sarabasensou@gmail.com)
■伊藤 千尋さん プロフィール
1949年山口県生まれ、東大法学部卒。学生時代にキューバでサトウキビ刈り
国際ボランティア、東大「ジプシー」調査探検隊長として東欧を現地調査。
74年朝日新聞に 入社し長崎支局、東京本社外報部など経てサンパウロ
支局長(中南米特派員)、バルセロナ支局長(欧州特派員)、ロサンゼルス
支局長(米州特派員)を歴任。現在は「be」編集部員。
ほかに「コスタリカ平和の会」共同代表、「ヒューマン・ライツ・ナウ」理事。
著書に『活憲の時代』『変革の時代』『ゲバラの夢、熱き中南米』
『君の星は輝いているか』(シネフロント社)、『一人の声が世界を変えた』
(新日本出版社)、『世界一周 元気な市民力』(大月書店)、『反米大陸』
(集英社新書)、『観光コースでないベトナム』(高文研)、『闘う新聞-
ハンギョレの12年』(岩波ブックレット)、『燃える中南米』(岩波新書)など。
~映画「軍隊を捨てた国」ご紹介~
【異色の話題作】
企画は『東京大空襲』などの著作で知られる作家の早乙女勝元氏。国会で憲法
調査会が設置されるニュースを聞いた1999年冬に着想。地球の裏側の小国、
軍隊を捨てたコスタリカから「平和のあり方」を問う異色のドキュメンタリー作品。
2002年春の初公開以来、全国各地で展開された自主上映の数は300に及ぶ
話題作となった。
【ユニークで痛烈な問題提起】
映画は、朝市にやってきた買い物客への直撃インタビューで幕を開ける。この国では
老若男女、誰もが同じように答える。「軍隊なんて別にいらないんじゃない?」
監督は山本洋子氏。衝撃的なタイトルからは想像もつかない淡々としたリズムで、
コスタリカの今を描いていく。人々の暮らしをさまざまな側面から丁寧に見つめ、
軍事力が存在しない社会の実像を絶妙に浮かび上がらせた。
「軍隊をすてた国」の狂言回しとして大役を果たしたのは沖縄の仲村清子氏。林光作曲の
舞曲とともに、ドキュメンタリーの中を地下水脈のように流れる踊りで深い印象をもたらす。
大地に根をはるような安定した足取りと、蝶のような手の動き。コンテンポラリーダンスと
琉球舞踊をミックスしたのは人気振付家、伊藤多恵氏と野和田恵里花氏。軽快かつ深遠
なサウンドで作品に不思議な魅力を添えたのはテクノ・アーティスト、レイ・ハラカミ氏。
小室等氏が歌う挿入歌『告別』は、「息子よ 明日はすべてが変わっているだろう」と
世界中の子どもたちに語りかける。そして私たちはどんな明日を迎えるのだろうか?
多彩な顔ぶれのアーティストと若手中心の制作陣がこころみたユニークなスタイルの
問題提起は、まさに今、岐路に立つ日本に痛烈な一矢を放つ。
<製作スタッフ>
企画 早乙女 勝元
製作 早乙女 愛
監督 山本 洋子
出演 仲村 清子
ナレーション 藤井 千夏
撮影 野間 健
題字 小松 智 SOULCUTTER
通訳/AP 足立 力也
振付 伊藤 多恵、野和田 恵里花
衣装 山本 満穂
音楽 レイ ハラカミ
舞曲作曲 林 光
挿入歌「告別」
原詩 エドウィン・カストロ
訳詞・作曲 林 光
歌・演奏 小室 等