国際人権NGOヒューマンライツ・ナウは人権理事会第35会期開催中の
パレ・デ・ナシオン(ジュネーブ)にて、デイビッド・ケイ氏を招いてサイドイベントを開催します。
国連パスをお持ちの方はどなたでもご参加いただけます。
昨年4月に日本の表現の自由に関する公式訪問調査をされた、国連表現の自由特別報告者デイビッド・ケイ氏が、国際シンポジウム出席のために来日され、6月には公式レポートを国連の人権理事会宛てに提出されました。
報告書のなかでは、高度に言論の自由が保障されていると考えられてきた日本で、メディアの独立性が危機にさらされ、ジャーナリストが攻撃される実態などが報告されています。他方、日本政府は、報告書を拒絶する態度を明らかにし、「特別報告者の見解は個人の見解」として勧告を軽視する姿勢を明らかにしています。日本の国会で現在審議されているテロ等準備罪をめぐっては、プライバシーの権利特別報告者が送った書簡に政府が抗議する対応を見せています。
本イベントでは、報告書の内容および、国連の特別報告者制度の意義について、お話しいただき、Q&Aセッションを行いたいと思います。
とき 6月16日(金)15時~
ところ パレ・デ・ナシオン Room XVII
出席者 デイビッド・ケイ 国連表現の自由 特別報告者
藤田 早苗 エセックス大学 人権センター フェロー
Peter Micek AccessNow General Counsel
司会進行 伊藤和子(ヒューマンライツ・ナウ事務局長)
共催 認定NPO法人 ヒューマンライツ・ナウ、ARTICLE 19、AccessNow
連絡先 info@hrn.or.jp(ヒューマンライツ・ナウ)