福島・グローバー勧告関連

福島・グローバー勧告

2012年11月15日より26日にかけて、国連人権理事会が選任した「達成可能な最高水準の心身の健康を享受する権利」に関する特別報告者・アナンド・グローバー(Anand Grover)氏が日本を訪れ、主に福島第一原発事故後の周辺住民の健康に関する権利の実施状況を調査しました。グローバー氏は、各関連省庁、福島県庁、福島県立医大、自治体、東京電力等からの事情聴取を行うとともに、福島県福島市、郡山市、伊達市、南相馬市、宮城県仙台市など広範囲の地域を訪れ、住民へのインタビュー、モニタリング・ポスト周辺や学校、居住地域等での線量測定や仮設住宅訪問等の実地調査を行い、市民グループ、専門家等からのインタビュー、原発労働者へのインタビューも行いました。こうした調査を受けて、2013年5月、特別報告者アナンド・グローバー氏は、第23会期の国連人権理事会に対し、福島原発事故後の人権状況に関する事実調査報告書を提出しました (国連文書番号A/HRC/23/41/Add.3)。 アナンド・グローバー氏の報告書は、緊急対応、避難指示、健康調査等、日本政府の対応を健康の権利の観点から包括的に検証し、今後の改善に向けた重要で明確な勧告を提起しています(この勧告をグローバー勧告)といいます。

その重要なエッセンスは、年間1mSvを基準に、最も影響を受けやすい人に配慮し、健康被害を防止するための最大限の施策を求める抜本的な政策転換を求めたことです。福島原発事故から3年以上が経過しましたが、政府・県は低線量被ばくの影響を過小評価し、住民の懸念や切実な要望を軽視し、著しく不十分な対策しか講じずにきました。ヒューマンライツ・ナウはこの勧告を早急に実施するよう求めています。

1.2013年報告書

  • 国連「健康に対する権利」特別報告者アナンド・グローバー氏による福島に関する調査報告書(原文・英語)
    PDF資料
  • 日本語訳(勧告部分のみ)
    PDF資料

2.2013年の日本政府のコメント・反論とこれに対するコメント

  • グローバー報告に対する日本政府の見解・コメント
    PDF資料
  • グローバー報告に対する日本政府の見解・コメント(日本語仮訳)
    1. PDF資料
    2. Government_addendum2.docx
  • 日本政府のコメントに対する日本のNGO・専門家のコメント
    http://hrn.or.jp/activity/1915/

3.国連での討議ほか、ビデオ映像

4.意見表明

  • 2012/12/10【声明】国連特別報告者の勧告に沿った、抜本的政策転換を要請する。
    http://hrn.or.jp/activity/1848/
  • 2013/5/24【活動】福島原発事故に関する国連調査報告書、公表される。日本は勧告を受け入れ、 2年以上経過した原発事故対応の抜本的見直しをすべき。
    http://hrn.or.jp/activity/1888/
  • 2013/5/30【活動・声明】グローバー勧告の早期実施を日本政府に要求/HRN伊藤事務局長が国連人権理事会で発言
    http://hrn.or.jp/activity/1891/
  • 2013/5/30【署名】福島・共同アピールに賛同ください!私たちは国連「健康に生きる権利」特別報告者の勧告を歓迎/日本政府は勧告を受け入れて/原発被害者の「生きる権利」を保障して(7/30/2013再掲)
    http://hrn.or.jp/activity/1896/
  • 2013/5/30【活動・声明】共同アピール:原発被害者の「生きる権利」を~グローバー氏の勧告を歓迎
    http://hrn.or.jp/activity/1894/
  • 2013/6/3【要請書】国連「健康に対する権利」に関する特別報告者アナンド・グローバー氏の勧告を受け、原発事故に関わる健康管理調査についての要請書
    http://hrn.or.jp/activity/3044/
  • 2013/9/4 【声明】人権理事会に書面声明を提出
    http://hrn.or.jp/activity/1931/
    c.f.)福島原発事故に関するグローバー勧告の履行状況 PDF資料
  • 2014/3/24 【声明・発言】ヒューマンライツ・ナウが国連人権理事会で書面・口頭により意見表明
    http://hrn.or.jp/activity/2016/
    c.f.)福島事故後の被災者の状況 PDF資料
    c.f.)福島に関する口頭声明 PDF資料

5.イベント・メディア

  • 2012/10/25【プレスリリース】福島・11月に、国連「健康に対する権利に関する特別報告者」が来日
    http://hrn.or.jp/activity/1833/
  • 2012/11/29【メディア】国連特別報告者の来日記者会見に関し、国内外のメディアが取り上げています
    http://hrn.or.jp/media/1846/
  • 2013/2/14 【イベント】事務局長伊藤和子が登壇:福島「健康に対する権利」に関する国連調査を政策転換につなげるために~ふくしま・市民社会・国連をつなぐ~
    http://hrn.or.jp/activity/1859/
  • 2013/5/2【活動】5月27日、国連「健康に対する権利」に関する特別報告者のアナンド・グローバー氏が国連人権理事会にて福島調査報告
    http://hrn.or.jp/activity/1879/
  • 2013/5/20【イベント】5月28日HRNは福島における健康の権利に関し、国連人権理事会で再度イベントを開催します
    http://hrn.or.jp/activity/1883/
  • 2013/5/24【イベント】緊急集会5/29(水)原発事故後の人権状況~国連人権理事会でのアナン°・グローバー勧告を受けて
    http://hrn.or.jp/activity/1887/
  • 2013/5/30【イベント】グローバー氏の報告を受けて国連欧州本部でサイドイベントを開催
    http://hrn.or.jp/activity/1892/
  • 2013/5/30【メディア】国内外で報道されるアナンド・グローバー氏の福島に関する調査報告
    http://hrn.or.jp/media/1893/
  • 2013/6/6【まとめ】アナンド・グローバー報告を受けて 国連人権理事会・サイドイベント
    http://hrn.or.jp/activity/area/cat32/post-211/
  • 2013/6/20 【イベント】7/24第6回通常総会・シンポジウム「人権の視点から問う、福島第一原発事故後の住民保護の現状と課題―国連勧告を受けて」(仮称)
    http://hrn.or.jp/activity/1905/
  • 2013/6/25【イベント】『科学7月号』にHRN事務局長・伊藤和子が寄稿「国連「健康に関する権利」特別報告に基づき、日本政府は抜本的な政策転換を」
    http://hrn.or.jp/media/1909/
  • 2013/6/25 【メディア】6/22付け東京新聞に、国連「健康に対する権利」に関する特別報告者アナンド・グローバー氏福島現地調査報告の記事が掲載
    http://hrn.or.jp/media/1910/
  • 2013/7/5 【イベント】7/6(土)ジュネーブ報告会in松本のご案内
    http://hrn.or.jp/activity/1912/
  • 2013/7/23 【イベント】7/24「国連人権理事会勧告を受けて 福島第一原発事故後の住民保護の現状と課題」シンポジウム
    http://hrn.or.jp/news/3046/
  • 2013/7/25 【映像・資料公開】7/24 「国連人権理事会勧告を受けて 福島第一原発事故後の住民保護の現状と課題」シンポジウム
    http://hrn.or.jp/activity/1916/
  • 2013/7/23 【メディア】「子ども・被災者支援法成立から1年:国の責任で早期実施を グローバー勧告生かし実効性あるものに」社会新報13/7/31
    http://hrn.or.jp/media/1918/
  • 2013/8/12 【メディア】「年間被ばく線量1ミリシーベルトの基準守れ 国際人権理事会のグローバー勧告でシンポジウム」社会新報13/8/21号
    http://hrn.or.jp/media/1926/
  • 2013/8/22 【メディア】世界9月号に掲載「公衆の被ばくを年間1ミリシーベルト以下に」伊藤和子
    http://hrn.or.jp/media/1928/
  • 2013/10/22 【イベント】10/24 NY福島原発事故の健康影響:公開討論
    http://hrn.or.jp/activity/1951/
  • 2013/10/22 【共同声明】 日本の市民社会は、国連科学委員会の福島報告の見直しを求める
    http://hrn.or.jp/activity/1952/
  • 2013/10/23 【緊急記者会見】国連科学委員会の福島調査報告の抜本的見直しを求める
    http://hrn.or.jp/activity/1953/
  • 2013/11/11 【イベント】12/14国連・人権勧告の実現を!全ての人に尊厳と人権を
    http://hrn.or.jp/activity/1960/
  • 2013/12/3 【書籍案内】岩波新書「福島原発事故 県民健康管理調査の闇」に、HRN「震災プロジェクトや、国連健康の権利に関する特別報告者グローバー氏の勧告について記述」
    http://hrn.or.jp/activity/1975/
  • 2013/2/24 【イベント】3月21日福島開催:放射性被ばくを健康への権利と教育から考える
    http://hrn.or.jp/activity/2000/
  • 2013/2/24 【イベント】3月20日東京開催:福島原発事故後の「健康の権利」の現状と課題
    http://hrn.or.jp/news/3009/
  • 2013/2/24 【イベント】3/20~22国連特別報告者アナンド・グローバーさんを招聘します!
    http://hrn.or.jp/activity/2001/
  • 2013/3/5 【イベント】3月22日京都開催:福島原発事故後、健康の権利をどう実現できるか?:その現状と見地
    http://hrn.or.jp/activity/2009/
  • 2014/3/6 【イベント】3/20:国連特別報告者アナンド・グローバー氏招聘・院内勉強会のお知らせ(予約不要)
    http://hrn.or.jp/activity/2012/
  • 2014/3/15 【記者会見】3/20アナンド・グローバー氏記者会見
    http://hrn.or.jp/activity/2015/
  • 2014/3/24 【活動報告】3/20~22国連特別報告者アナンド・グローバーさん招聘企画を行いました。
    http://hrn.or.jp/media/2018/
  • 2014/3/24 【メディア】グローバー氏招聘企画の記事((朝日新聞/東京新聞/東洋経済オンライン/Bloomberg News他)
    http://hrn.or.jp/media/2019/
  • 2014/3/31 【メディア】「低線量被ばく 考慮を―国連人権理事会で勧告 グローバー氏」東京新聞2014年3月21日・4月6日
    http://hrn.or.jp/media/2020/
  • 2014/7/15 【活動報告】国連特別報告者アナンド・グローバー氏招聘企画報告
    http://hrn.or.jp/activity/2056/

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