【イベント報告】2019年世界子どもの日チャリティウォーク

【イベント報告】2019年世界子どもの日チャリティウォーク

 

11月30日(土)、「世界子どもの日チャリティウォーク」は絶好の天候の中、東京・広尾で開催されました。自然あふれる公園や各国の大使館など、広尾ならではのスポットを巡るもので、この季節は街路樹や公園の木々も色づき、美しい街並みを歩きながら楽しむこともできます。

 

 

 

9時45分、聖心女子大4号館広場にて参加者の受付が開始されました。今年は親子連れをはじめ、ご夫婦、学生グループなど、50名が参加。皆さんワクワクとした笑顔で受付を済まされていました。

 

当日は、インドのメガラヤ州における炭鉱での児童労働の根絶にヒューマンライツ・ナウ(HRN)といっしょに取り組んできた、インドの人権活動家ハシナ・カールビーさんもゲスト参加。開会式では、児童労働などで苦しむ子どもたちの現状について話され、参加者の関心を集めました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

参加者とボランティアスタッフ全員でストレッチ体操した後、参加者は3つのチームに分かれ、いよいよスタート。同行するスタッフの自己紹介やチームの記念撮影が行われるなど、和やかな雰囲気の中、受付スタッフの「いってらっしゃ〜い」の声に見送られ、会場からスタートしていきました。

コースは、聖心女子大4号館広場をスタート&ゴール地点とし、有栖川記念公園、フィンランド大使館、欧州連合代表部(EU)、ドイツ連邦共和国大使館、スイス大使館、ノルウェー王国大使館など、チームで順路は違いますが、約3キロの距離を1時間半ほどかけて回るというものでした。

 

コース途中、ガイド役のスタッフが周辺スポットの見所、大使館の説明や各国の歴史や教育などを紹介。またコースの4カ所でクイズスポットがあり、子どもの人権に関するクイズが出題されました。クイズは小さなお子様でも答えられるよう2択問題で、答えを自分のカードに記入するとスタンプがもらえる仕組みになっています。「答えがAだと思う人は右側へ。Bだと思う人は左側へ」とクイズ担当スタッフに促され、迷うお子様の手を引き移動したりするなど、大いに盛り上がりました。

 

さらにフィンランド大使館では敷地内に招かれるというサプライズ!フィンランドの子どもの教育や生活について大使館の方から話を伺い、参加者の方も熱心に聞き入っていました。最後に3チームいっしょに記念撮影。貴重な体験になったと喜んでいただきました。

 

 

広尾周辺を歩くこと約2時間。スタート&ゴール地点の聖心女子大学4号館広場に無事到着。時間を大幅にオーバーしましたが、参加賞のオリジナルエコバックやジュース、カップスープなどを手にしながら「初めてなので楽しかった」「大使館に入れて良い経験になった」などの感想も聞かれ、楽しんでいただけた様子。最後は参加者とボランティア全員で記念撮影し、皆さん笑顔で会場を後にされました。

 

ヒューマンライツ・ナウは今後も子どもの人権を含む、全ての人の権利を擁護する為、活動してまいります。

応援の程、よろしくお願いいたします。