事務局長メッセージ
今年もいよいよ年末、寒い毎日が続きますが、皆様にはいかがお過ごしでしょうか。
ヒューマンライツ・ナウ(HRN)はおかげさまで2018年10月に無事事務所移転をすることが出来、ようやく奥神楽坂に落ち着くことができました。移転に当たりましては177万円を上回るご寄付をいただきました。心より御礼申し上げます。
また12月14日には会員の皆様のご協力で、臨時総会も終了し、事務所移転に関する定款変更の決議を無事承認いただきました。
臨時総会後は、多くの方々にお集まりいただいたお披露目パーティーが盛況に終了することが出来ました。皆様の温かいご支援・ご協力に心より感謝申し上げます。
この秋、ヒューマンライツ・ナウでは、数多くの活動を推進してまいりましたので、ご報告を本メールの末尾にまとめさせていただきました。改めて知っていただけるととても嬉しいです。
さて、年末より「冬の募金」のお願いをしております。世界と日本の人権擁護を一層進めるため、私たちの活動を是非、寄付で支えていただけると嬉しいです。http://hrn.or.jp/donation/winter2018/
また、本を通じてご寄付をいただくチャリボン、年賀状等の書き損じハガキによるご寄付も是非いただけると幸いです。
https://www.charibon.jp/partner/hrn/
また、HRNでは今年、初めてのファンドレイジング・ディナー・パーティーをバレンタインデーにちなんで2月12日に開催することになりました。
タイトルは、”Love& Human Rights”
「本当の愛」「多様な愛」をテーマに参加者と交流しながらHRNを楽しく応援していただくことができます。愛溢れる楽しいパーティーに参加することを通じてヒューマンライツ・ナウに貢献して頂くことが出来ます。1月までの先行受付をされた方は少しお安くなりますので、是非お誘いあわせの上ご参加下さい。
https://hrn.or.jp/charityparty_2019/
また、HRNでは恒例の2019年オリジナル・カレンダーを絶賛販売中です。
2019年HRNカレンダーは、いつも様々な活動をご一緒しているジャーリストの志葉玲さんが撮影した中東の子どもたちの懸命に生きる姿を紹介したカレンダーで、今年は壁掛けタイプにしてみました。
タイトルは「君が笑顔でいられるように」私たちの切なる願いでもあります。http://hrn.or.jp/news/14709/
カレンダーの収益は、HRNの国境を超える人権活動に充てられます。是非カレンダー購入でヒューマンライツ・ナウを支えてください。
皆様にとって2019年が素晴らしい1年となりますように。多くの人が自分らしく笑顔で暮らせるよう、私たちもがんばってまいります。
新年も何卒よろしくお願いいたします。
敬具
今年の秋のヒューマンライツ・ナウの活動
・AV出演強要被害 与党自民党にこの問題のPTが立ち上がりました。長年求めてきた被害防止の立法まであと一歩です。
・性暴力被害 昨年からの#MeTooの流れを受け、今年念頭より取り組んできた、10か国の性犯罪規定・被害者支援に関する比較調査の結果を10月15日に公表しました。この結果は大きな反響を集め、HRNでは同意なき性行為は処罰対象となるよう、被害者の泣き寝入りを防ぐために、日本の法改正につなげていきたいと考えています。
・タイ・ミャンマーに関する調査報告書の公表
9月、タイのチキン産業で発生しているミャンマー移民労働者への強制労働の実情と、こうした労働の結果つくられた食品が日本に輸入されていることを調査した調査報告書を公表。関連企業に是正を求めるダイアログを始めています。https://www.bengo4.com/c_5/n_8481/
10月、ミャンマーの漁業産業で続く児童労働に関する調査報告書を公表。ヤンゴンで政府、産業界、NGOの関係者を招いたローンチ・セミナーを開催しました。http://hrn.or.jp/eng/news/2018/10/17/myanmar-child-labour-report/
・ニューヨーク 法人化の目途が立ち、ローンチパーティーを開催しました。
・世界子どもの日キャンペーン
今年秋は、今年初のイベント・世界子どもの日ユースフェスティバルと、チャリティウォークをいずれも大変大きく成功させることが出来ました。
また、世界子どもの日恒例のスピーチコンテストでは、大変素晴らしいスピーチが寄せられ、入賞者のスピーチをHRNウェブサイトに公表しております。とても心を打つスピーチですので、是非ご覧いただけると嬉しいです。
・アパレルアンケート
今年7月から、アパレル企業62社に対し、人権方針とその実施に関するアンケートを取り、12月21日にその結果を公表しました。大変重要な調査であり、是非多くの方に知っていただき、商品選択につなげていただきたいと考えています。
来年もさらに!! がんばっていきます。
ヒューマンライツ・ナウ事務局長 伊藤和子