6月、タイ国境にある、ビルマに法律家を育てるための学校「みらいの法律学校」を訪問し、
学生たちの声を聞いてきました。
学生たちの背景は様々です。まともな教育のないビルマを抜けて、あるいはビルマ官憲から
逃れて、あるいは難民キャンプで育ち、あるいは戦闘ばかりの日々に疑念をいだき、
「みらいの法律学校」にやって来て法律を学んでいます。
そう、現在のビルマでは法律も人権もまともに学ぶことができないのです。
そんな中で民主的なビルマの希望である「みらいの法律学校」であるピース・ロー・アカデミーを
紹介します。
また同じ時期にビルマからの難民が数千人も近辺に流入しているというニュースを聞き、
その取材に行ってきました。
ビルマ領内で行われている戦闘を逃れてタイ領にやってくるカレン難民。
ビルマ軍との数十年続く戦いの末、ついにタイ国境まで追い詰められたカレン民族。
毎日のようにタイ領内まで響く砲声。しかし今、国境の向こうで戦っているのはカレン人同志という悲劇。
タイ領内では既に十数万人の難民がキャンプに収容されていますが、6月には新たに約4千人が流入しました。
今回は難民キャンプ内の難民ではなく、生活の保証されたキャンプに暮らすよりも
故郷に帰る望みをつなぐ難民の姿をお伝えします。
報告者/多良俊照 ジャーナリスト 著書「入門ナガランド」
社会評論社 アジアの民族問題を追い続けています。
コメンテーター/石田真美 弁護士 ヒューマンライツ・ナウ
ビルマ・プロジェクトチーム
※場所が狭いため、出来れば事前に参加の連絡をお願いします。
日 時/7月8日水曜日 19時から21時
場 所/ヒューマンライツ・ナウ事務所
参加費/500円
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特定非営利活動法人ヒューマンライツ・ナウ
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