【お知らせ】性暴力に関する刑法改正実現のためのクラウドファンディングを開始!

残された課題の解決に向けて 性暴力に関する刑法改正実現のためのクラウドファンディングを開始!

ヒューマンライツ・ナウは、2020年6月8日よりクラウドファンディングプラットフォームGoodMorningにて、性犯罪に関する刑法改正プロジェクトに要する費用を集めるプロジェクトを開始いたしました。3年前に110年ぶりに改正された刑法の積み残された課題に取組み、被害者を守れる法制度を実現するため、活動しています。
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■クラウドファンディングの背景

2017年6月、性犯罪に関する刑法が110年ぶりに大幅改正されました。しかし、改正後もなお、同意のない性行為をされたことが明らかでも「暴行」「脅迫」「抗拒不能」「心神喪失」などの要件を証明しない限り、加害者は罪に問われず、約6割のケースが不起訴になっています。 市民が声を上げ続けた結果、2020年6月、法務省の中で刑法改正に関する有識者会議が立ち上がりました。HRNは、「暴行・脅迫要件の撤廃」「不同意性交等罪の創設」「心神喪失・抗拒不能要件の明確化」「性交同意年齢の引き上げ」「監護者以外の者から児童に対する性暴力を処罰する規定の新設」「18歳以上の者への地位関係性を利用した性暴力を処罰する規定の新設」を目指します。そして2021年に刑法の改正を実現するために活動を継続します。

 

■クラウドファンディングの目的

ヒューマンライツ・ナウの刑法改正プロジェクト活動費調達

(広報宣伝費/調査委託費/ロビイング関連費/イベント開催費/キャンペーンスタッフ人件費/Goodmorning手数料)

※5000円から(学生は1000円)ご支援頂けます。

 

■担当者からのコメント

性暴力は、親しい関係や、大人と子どものように逆らえない力関係の中で、そして、外からは見えない場所で起こる。証明することが非常に難しい犯罪です。それがわかっているにも関わらず、法律は被害者を守るどころか、加害者が無罪になるケースをいくつも生み出しています。相手の同意なしに勝手に家に侵入したら逮捕されるのに、相手の同意なしに性的な行為をしても、罰せられないのはどうしてでしょうか?今回の刑法改正が実現すれば、互いの「同意」に基づいた、相手の尊厳・性的自己決定を尊重し合うより安全な社会を実現することができます。このキャンペーンにご支援頂くことで、刑法改正を訴える仲間になってください!

 

■クラウドファンディングの概要

タイトル:被害者を泣き寝入りさせない!性犯罪に関する刑法改正を実現します

ページURL:https://camp-fire.jp/projects/view/266189

目標金額:200万円

募集期間:2020年6月8日〜2020年8月11日

 

■本件に関するお問い合わせ先

団体名:認定NPO法人ヒューマンライツ・ナウ

担当者名:中村茜

TEL:現在リモートワークを実施しており、電話対応は休止しております。

Email:akane.nakamura@hrn.or.jp

 

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