【イベント】満席:12/14 世界人権デーイベント「今、問われるメディアの独立と報道の自由」

世界人権デーイベント:

「今、問われるメディアの独立と報道の自由」

~デイビッド・ケイ国連特別報告者の勧告を受けて~

 

今年6月、国連「表現の自由」特別報告者デイビッド・ケイ氏は日本の表現の自由に関する調査報告書を国連人権理事会に提出、政府による報道への圧力に懸念を表明するとともに、閉鎖的な記者クラブ制度等、メディアの在り方そのものの改革を強く勧告しました。それから半年、メディアと政権をめぐる状況、メディアを取り巻く状況は改善されたでしょうか。

森友・加計疑惑等での官房長官への質問に切り込んだ望月衣塑子記者と南彰記者、政府・与党によるメディアへの干渉に異議を唱え、共謀罪にも警鐘を鳴らしてきたジャーナリストの青木理氏をお迎えし、今のメディアを取り巻く状況、今後のメディアの在り方について議論していただきます。国連特別報告者デイビッド・ケイ氏の勧告を紹介しつつ、その実現に向けた課題についても議論を深めたいと思います。

是非多くの報道関係者、市民の方々にお集まりいただき、フランクな議論の機会とできればと思います。皆様のご参加を心よりお待ちしています。

 

【概要】

日 時/2017年12月14日(木) 午後6:30から9:00 (6:00開場)

会 場/専修大学 神田キャンパス 7号館(大学院棟) 3階 731教室

〒101-8425 東京都千代田区神田神保町3-8
交通案内

・水道橋駅(JR)西口より徒歩10分
・九段下駅(地下鉄/東西線、都営新宿線、半蔵門線)出口5より徒歩5分
・神保町駅(地下鉄/都営三田線、都営新宿線、半蔵門線)出口A2より徒歩5分
http://www.senshu-u.ac.jp/univguide/profile/access.html#kanda
施設案内
https://www.senshu-u.ac.jp/about/campus/

資料代/1000円 (※要事前申込)

※参加申込は、先着200名様にて受付を締め切らせていただきました。(12月5日)
※ただ、メディア・ジャーナリストの方は、ヒューマンライツ・ナウ事務局(info@hrn.or.jp)宛に、お問い合わせ下さい。

【プログラム】

(1) HRNより:デイビッド・ケイ特別報告者の勧告と日本

(2) ゲストスピーカーによるトーク

・望月衣塑子 氏  菅官房長官の会見に踏み込んだ理由

・南 彰 氏    官邸会見で今何が起こっているか

・青木 理 氏   問われるメディアの現在と課題

(3) ディスカッション・質疑応答

ゲストスピーカーからのお話を踏まえ、ディスカッション・質疑応答

コーディネーター 伊藤和子 (ヒューマンライツ・ナウ事務局長)

(4) 討論のまとめ

阿部浩己 (神奈川大学教授 ヒューマンライツ・ナウ理事長代行)

スピーカープロフィール】

 

望月 衣塑子 氏 (もちづき いそこ)

1975年、東京都生まれ。東京新聞社会部記者。慶應義塾大学法学部卒業後、2000年、東京・中日新聞に入社。千葉、神奈川、埼玉の各県警、東京地検特捜部などで事件を中心に取材する。2004年、日本歯科医師連盟のヤミ献金疑惑の一連の事実をスクープし、自民党と医療業界の利権構造を暴く。09年には足利事件の再審開始決定をスクープ。東京地裁・高裁での裁判担当、経済部記者などを経て、2015年8月より社会部遊軍。防衛省の武器輸出、軍学共同、森友・加計疑惑など取材。新著に『新聞記者』(角川新書)。

 

南 彰 氏(みなみ あきら)

1979年、神奈川県生まれ。朝日新聞政治部記者。慶応大総合政策学部卒業後、2002年に朝日新聞社に入社し、08年から東京政治部・大阪社会部で官房長官担当など政治取材をしてきた。共著に『ルポ・橋下徹』(朝日新書)。寄稿で『歴代官房長官会見を500回以上取材した記者が見た“ガースー決壊”』(文春オンライン)『安倍一強で進む司法の政治化』(世界)など。

 

 IMG_7238青木 理 氏 (あおき おさむ)

ジャーナリスト、ノンフィクションライター。1966年、長野県生まれ。

慶応大文学部卒業後の1990年、共同通信社入社。大阪支社社会部、成田支局などを経て社会部記者。警視庁の警備・公安担当などを務める。その後、韓国・延世大学の韓国語学堂に留学し、外信部へ。2002年から2006年までソウル特派員。

2006年、共同通信を退社し、フリーに。現在は、雑誌や書籍などでノンフィクション作品を発表する一方、テレビやラジオのコメンテーターなどとしても活動している。

主な著作は以下の通り。『日本の公安警察』(1999年、講談社現代新書)、『北朝鮮に潜入せよ』(2006年、講談社現代新書)、『国策捜査』(2008年、金曜日。のちに大幅加筆して角川文庫に収録)、『絞首刑』(2009年、講談社。のちに大幅加筆して講談社文庫に収録)、『ルポ 拉致と人々』(2011年、岩波書店)、『トラオ』(2011年、小学館。のちに小学館文庫に収録)、

『誘蛾灯』(2013年、講談社)、『青木理の抵抗の視線』(2014年、トランスビュー)、『抵抗の拠点から 朝日新聞「慰安婦」報道の核心』(2014年、講談社)、『ルポ 国家権力』(2015年、トランスビュー)、『日本会議の正体』(2016年 平凡社新書)、『安倍三代』(2017年 朝日新聞出版)。

【お申込み】

※参加申込は、先着200名様にて受付を締め切らせていただきます。
※満席になりました(12月5日)
※ただ、メディア・ジャーナリストの方は、ヒューマンライツ・ナウ事務局(info@hrn.or.jp)宛に、お問い合わせ下さい。

※事前ご予約がない場合、また満席の場合は会場にお入りいただけない可能性がございますので、ご了承ください。

【主催】

認定NPO法人 ヒューマンライツ・ナウ(HRN)

 

【お問い合わせ】

認定NPO法人 ヒューマンライツ・ナウ(HRN)事務局 (担当:レクナー)
Email: info@hrn.or.jp / Tel: 03-3835-2110