【イベント報告】考えたい、女性にとっての「自立」とは? 私たち、もっと先に行けるかも

国際人権NGOヒューマンライツ・ナウ(HRN)は、10月12日、「考えたい、女性にとっての『自立』とは? 私たち、もっと先に行けるかも」を開催しました。高校生から様々な年代の方にお越しいただきました。3人の登壇者の方々のトークも盛り上がり、引き込まれるお話ばかりでした。

トークが開催される前,出席いただいた中学生の若い女性は自分の夢,目標などを看板に書いたワークショップに参加して,「自分のなりたい女性」という意志を皆と共有しました。書いた看板を持ちながら若い女性の参加者が写真を撮って,女性の権利やHRNの活動への認知を広めることができました。

開会の挨拶が終わり、まずは登壇者3人の自己紹介から始めました。まずはデザイナーの上迫美恵子氏。現在どのような活動をされているのか、どのようにしてファッションの世界に入っていったのか、今までの道のりがどのように現在の活動につながっているかをお話いただきました。次に本業は産婦人科医、そのほかにも社会起業家として活躍する江澤佐知子氏。江澤氏は産婦人科を目指したきっかけ、社会起業家とは何なのか、そのほかにも宇宙飛行士のファイナリストでもあることなどをお話しされました。最後に菊間千乃氏の自己紹介では、アナウンサーから弁護士になる道のりやその間の苦悩などをお話いただきました。

次に「女性」であることで苦労したことをお話いただきました。上迫氏は「若い時に自分の商品の売り込みの際、大人たちに『こんな若い小娘に何ができるのだ』という態度を示されたことが多かった。そんな時は『いつかみてろよ』と自分のエネルギーに変えていた。」とおっしゃっていました。江澤氏はこんなエピソードをお話しされました。「医療業界でも様々なハラスメントが女性に対して行われている。『自分で自分の身は守らなければいけない。強くなろう。』と思った。」最後に菊間氏はアナウンサー時代のことについて話されました。「アナウンサーは特に女性であることを意識させられる仕事だった。20代のうちにバリバリ仕事をして、さっさと結婚相手を見つけて、30代には画面には出ないというのが主流だった。」

そんな苦労をどう乗り越えたのか、3人揃っておっしゃったのが「進み続けること」でした。

「結婚」「出産」を経験して女性という立場としてどうであったかということについてもお話しされました。上迫氏と江澤氏は「子供ができてからはその子がエネルギー源になった。」とおっしゃいました。菊間氏は「結婚すればもしかしたら相手に足を引っ張られるかもしれない、自由にできなくなるのではと思っていたが、タイミングが良いとそれもうまくいく」とのことでした。

最後にどういう風に社会にこれから出て行ったらいいか、について話されました。回り道を恐れず、経験を積むこと、選択肢を増やし自分で自分の人生を決めることが大切であるとおっしゃっていました。

ここからは参加者からの質問を受け付け、最後に閉会の挨拶がありイベントは終了しました。