国際人権NGOヒューマンライツ・ナウは、司法の力で気候正義の実現を目指す市民の集まりによるアクションチームである「気候訴訟ジャパン」による人権救済アクションへ賛同いたしました。わたしたちは、気候危機が人類の最も深刻な課題の一つとして立ちはだかり、土地を追われる気候難民や食糧危機等の形でひとりひとりの具体的な人権問題としての把握が進む中、気候危機及びこれに伴う人権侵害の救済を求めて弁護士会へ働きかけていく本キャンペーンを支持いたします。
人権救済アクションは、弁護士会に対して、気候変動による人権侵害を調査し、人権侵害として認め、気候変動による人権侵害を防ぐために各所に勧告をしてもらうことを求めるものです。この手続きを通して、気候訴訟ジャパンは以下の効果を期待しています。
- 気候危機の現状を広く市民に知らせ、民意を盛り上げる
- 気候危機に関心を持ち取り組む弁護士を増やす
- 勧告により各所の気候変動対策を推し進める
- 調査結果や決定は司法においても無視できない判断材料となる
気候訴訟ジャパンの呼びかけによって14団体がすでに賛同している本申立書は、2023年春頃に弁護士会に提出される予定です。
気候訴訟ジャパン人権救済アクションWEBサイトはこちらから
申立書のダウンロードはこちらから
https://hrn.or.jp/wpHN/wp-content/uploads/2023/02/5f3690e8bacc2a0c541899f2076b594c.pdf
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