国際人権NGOヒューマンライツ・ナウは、市民的及び政治的権利に関する国際規約(略称:自由権規約、ICCPR)のルールに基づき、日本における市民的及び政治的権利(CPR)問題に関する市民社会報告書を自由権規約人権委員会に提出しました。この報告書は、来たる第136会期で委員会が日本政府のCPR報告書を審査する際に、政府のICCPR遵守を検討する助けとなるものです。報告書では、CPRの問題を9つのカテゴリーに分けて考察し、カテゴリーごとに日本政府への提言を行いました。
カテゴリー
- 報道、学術、芸術表現、集会の自由に対する制限
- ヘイトスピーチを終わらせ、防止し、禁止することにおける政府の怠慢
- 入国管理局での恣意的な拘留と被拘束者の不当な扱い
- 技能実習生に対する虐待を含む、ビジネスと人権問題
- ジェンダーに基づく差別と暴力
- 性的指向および性自認に基づく差別
- 児童ポルノや差別的な校則など、子どもの人権問題
- 死刑制度、死刑執行方法における残虐・非人道的な扱いの問題
- 福島原発事故の影響を受けた人々の権利
▼報告書の全文は下記リンク先からPDFでご覧いただけます
英語:HRN 2022 CCPR Shadow Report on Japan.pdf
▼また本報告書は、日本の報告書が審査される第136会期委員会の国連ウェブサイトでも、”“Japan > Info from Civil Society Organizations (for the session)”の見出しで公開されています。