ヒューマンライツ・ナウ(HRN)は幹事団体として所属するビジネスと人権市民社会プラットフォーム(BHRC)およびにビジネスと人権リソースセンター(BHRRC)との共催で、ウェビナー「サプライチェーンにおける人権尊重のためのガイドライン~ガイドラインの概要&市民社会の声~」を開催いたします。
2022年2月、経済産業省は人権デュー・ディリジェンス(人権DD)に関する業種横断的なガイドラインを策定することを発表しました。同時に設置された「サプライチェーンにおける人権尊重のためのガイドライン検討会」により、責任あるサプライチェーンにおける人権尊重のためのガイドライン案の作成とそれに関わる議論が行われてきました。9月ごろの策定に先がけて、8月8日~29日の期間にパブリックコメントの募集が行われています。
本ウェビナーでは、公表されたガイドライン案の解説の後、ビジネスと人権市民社会プラットフォーム(BHRC)及びその参加団体からパブリックコメントにつながるコメントや視点を紹介します。また、日本でのガイドライン策定の動きを注視しているアジア諸国の市民社会からの期待表明に加え、ガイドラインの先の議論として、EUレベルでの人権・環境に関するデューディリジェンスの義務化を定めた「コーポレートサステナビリティ・デューディリジェンス指令案」について市民社会からどのような懸念が表明されているかを説明します。
参加者のみなさまとの意見交換の場も設けています。ぜひご参加いただき、ガイドライン案のポイントや懸念点パブリックコメントの内容を共に考えましょう!
◆開催日時 :2022年8月23日(火)日本時間16時00分〜17時30分
◆開催方法 :ZOOMウェビナー(お申込み頂いたメールアドレスに参加用URLをお送りします。)
◆使用言語 :日本語・英語 ※同時通訳あり
◆参加費・定員 :無料、先着480名
◆お申し込み / 詳細:こちらの申込みフォームより事前登録をお願いします。
◆問い合わせ先:info_bhr★hrn.or.jp(★を@に変換してください。)
◆主催:ビジネスと人権市民社会プラットフォーム(BHRC)
◆共催:認定NPO法人ヒューマンライツ・ナウ(HRN)、ビジネスと人権リソースセンター(BHRRC)
プログラム
開会のあいさつ
ガイドライン案の解説
EUのCorporate Sustainability Due Diligenceとその課題について
BHRC共同パブリックコメント概要と各幹事団体の要望
アジア諸国の市民社会からのガイドラインへの期待
意見交換 / 質疑応答
閉会のあいさつ
登壇者(予定、五十音順)
Anita Ramasastry氏(国連ビジネスと人権作業部会元委員 / ワシントン大学ロースクール教授)
Saskia Wilks氏(ビジネスと人権リソースセンター)
小園杏珠氏(認定NPO法人ヒューマンライツ・ナウ(HRN))
田中竜介氏(ILO駐日事務所)
乗上美沙(ビジネスと人権リソースセンター)