2015年に成立した「安全保障法制」のもとで、新任務を
与えられた南スーダンでのPKO派遣。戦闘の激化のなかで、
疑問の声が渦巻く中、自衛隊は今年完全撤収しました。
日報問題は、防衛大臣の辞任で幕引きとなったかのようで、
南スーダンPKO派遣や新任務の総括・検証は何らなされていません。
ヒューマンライツ・ナウでは、国連PKO幹部としてシエラレオネ、
東チモールなど世界各地での紛争処理、武装解除など携わって
こられた伊勢崎賢治さんと、南スーダン日報問題で防衛省への
情報公開請求を行い、「南スーダンPKO日報隠ぺい事件」が
明るみに出るきっかけをつくったジャーナリスト布施祐仁さんを
お呼びして、安保法制下での南スーダンPKO派遣について語って
いただく機会を設けることにしました。
海外での自衛隊の活動の拡大はいかなるリスクをもたらすのか、
今回のPKO派遣を巡って私たちが考えるべきことは何か、真に
平和に貢献すべき道とは何か、いまこそ、多くの人に知って
いただきたいと思います。皆様のご参加お待ちしております。
日 時:2017年10月5日(木)18:30~21:00 (開場 18:00)
会 場:専修大学 神田キャンパス 5号館 542教室 (定員100名)
〒101-8425 東京都千代田区神田神保町3-8
交通案内
http://www.senshu-u.ac.jp/univguide/profile/access.html#kanda
施設案内
https://www.senshu-u.ac.jp/about/campus/
参加費:1,000円(事前申込制)
◆スピーカー◆
伊勢崎 賢治氏
東京外国語大学大学院 教授
内戦初期のシエラレオエネを皮切りにアフリカ三カ国で10年間、
開発援助に従事し、その後、東チモールで国連PKO暫定行政府の
県知事を務め、再びシエラレオネへ。同じく国連PKOの幹部として
武装解除を担当し内戦の終結に貢献する。その後、アフガニスタンに
おける武装解除を担当する日本政府特別代表を務める。
布施 祐仁氏
1976年東京都生まれ。ジャーナリスト。 防衛省の「南スーダン
PKO日報隠ぺい事件」のきっかけとなる情報公開請求を行う。
著書に「ルポ・イチエフ 福島第一原発レベル7の現場」
(岩波書店)、「日米密約 裁かれない米兵犯罪」(岩波書店)、
「経済的徴兵制」(集英社新書)など。
<申込方法>
●以下グーグルフォームよりお申込みください。
https://goo.gl/R23j5w
●メールでのお申込みの場合
HRN事務局(info@hrn.or.jp)へ、件名を「10/5ヒューマンライツ・
カフェ参加希望」として、お名前、ご連絡先をご送信下さい。
※当日参加も受け付けておりますが、できる限り事前の
お申込みにご協力いただけますよう、よろしくお願いいたします。
~ Human Rights Cafe ~
国際人権NGOヒューマンライツ・ナウは、第一線で活躍する
著名人・専門家をゲストに迎え、今、話題の社会問題をテーマに
語り合う企画として、Human Rights Cafeを開催しております。
<主催・お問い合わせ先>
認定NPO法人 ヒューマンライツ・ナウ(HRN)事務局
Email:info@hrn.or.jp