●報告と講演●
「原発災害と将来世代――
ニューヨークでの活動を踏まえ福島の女性・
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福島第一原発事故は、将来世代に大きな負荷を負わせました。
放射性物質の影響を最も深刻に受ける女性や子どもたちの健康は
危機に晒されています。また、政府や原発推進の立場の人々からの
情報がなお優位を占めており、原子力や放射能についての知識が
適切に伝えられるのかどうか懸念が広がっています。
多くの大人たちは将来世代のために何かできないだろうかと感じて
人権問題の視点から原発災害に取り組んできたヒューマンライツ・
福島避難母子の会in関東は、今年3月、
女性の地位委員会が開催されたのに併せて、パラレル・
福島第一原発事故の影響を受けている女性や子どもたちの実情を
国際社会に訴えました。
この集まりでは、
アピールを受けて、いまも避難、食の安全、医療ケア、教育、
女性や子どもたちを取り巻く多くの課題が残されたままとなってい
福島の現状について話し合います。
また、学校での原子力や放射能の教育のあり方について、
ともに話し合いを行いながら考えていこうとしている小玉重夫教授
大学大学院教育学研究科)のお話をうかがい、
将来世代にどのように伝えていくかについて話し合います。
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日 時/2012年5月21日(月) 18時30分より
場 所/東京大学 本郷キャンパス 法文2号館 2番大教室
参加費/500円
《主催》 東京大学原発災害支援フォーラム
特定非営利活動法人ヒューマンライツ・ナウ
福島避難母子の会in関東
進行
1 ニューヨーク国連本部での活動報告
1) 福島避難母子の会in関東
富塚千秋氏(福島避難母子の会in関東)
深川美子氏(福島避難母子の会in関東)
お子さんたち
2) ヒューマンライツ・ナウ
後藤弘子氏(千葉大学教授)
伊藤和子氏(弁護士)
2 原発事故後の教育を考える
小玉重夫氏(東京大学教育学研究科 教授
東京大学原発災害支援フォーラム)
質疑
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