~ヒューマンライツ・ナウ主催 世界人権デー記念シンポジウム~
2011 東日本大震災を受けて
福島原発事故後の人権を考える
【日 時】2011年12月12日(月)19:00~21:00(開場18:30)
【会 場】青山学院大学 6号館 1階 第4会議室
【主 催】特定非営利活動法人ヒューマンライツ・ナウ(HRN)
東京大学原発災害支援フォーラム(TGF)
東日本大震災が日本に様々な影を落とした2011年。被災者の復興はまだほど遠く、様々な人権をめぐる課題が浮かび上がってきました。特に福島原発事故は被害が進行中であり、未来を担う子どもたちを始め、多くの人々の健康に生きる権利が危機に晒されています。
今年の人権デー記念シンポジウムは、今まさに現在進行形の福島原発事故後の人権侵害をどうとらえ、どう向き合うべきなのか、各分野の専門家とともに考えます。
最近東京大学の研究者有志が「科学者・研究者としてその社会的責任を問い直しつつ、市民に適切な情報を提示し、市民の情報交換のお手伝いをする」ことなどを目的に発足した「東京大学原発災害支援フォーラム(TGF)」と共催で開催し、科学者、研究者、人権NGO、市民、当事者の連携の第一歩とします。是非、ご参加ください。
≪発 題≫
●科学者からみた原発事故とその後
押川正毅氏(東京大学物性研究所教授。専門は理論物理学。)
●放射能「安全」報道とその社会的影響
影浦 峡氏(東京大学大学院教育学研究科教授。
専門は言語とメディア。著書に『3.11後の放射能「安全」報道を
読み解く―社会情報リテラシー実践講座』(現代企画室)等)
≪報 告≫
福島原発事故後の人権状況 福島事実調査の報告とのHRNの提言
後藤弘子氏 (千葉大学法科大学院教授 ヒューマンライツ・ナウ副理事長)
≪挨 拶≫
阿部浩己氏(神奈川大学法科大学院教授 ヒューマンライツ・ナウ理事長)
≪報告者紹介≫
・押川正毅氏 東京大学物性研究所教授。専門は理論物理学。
・影浦 峡氏 東京大学大学院教育学研究科教授。専門は言語とメディア。
著書に『3.11後の放射能「安全」報道を読み解く―社会情報リテラシー実践講座』(現代企画室)等。
・後藤弘子氏 千葉大学法科大学院教授。ヒューマンライツ・ナウ副理事長。
◇パネル・ディスカッション
◇オープン・ディスカッション
◆東京大学原発災害支援フォーラム(TGF)とは
「東京大学環境放射線情報」を問う東大教員有志」https://sites.google.com/site/utokyoradiation/ から発展
した、東京大学研究者によるフォーラム。これまで、東京電力福島第1原子力発電所の事故とその影響について、事故後、長期にわたり適切な科学的情報が十分に示されなかったことについて、東京大学を初めとする多くの大学や研究機関の組織や構成員に責任があると考えてホームページでの情報提供、総長との交渉などをしてきた。
東京大学科学者・研究者としてその社会的責任を問い直しつつ、市民に適切な情報を提示し、市民の問いかけと情報交換のお手伝いをするために、このほど「東京大学原発災害支援フォーラム」を発足。
*人権デー記念シンポジウムについて*
1948年の12月10日、パリ。「すべての人は、生れながらにして自由であり、かつ、
尊厳と権利とについて平等である」で始まる「世界人権宣言」が国連総会で採択されました。
この日を記念して、12月10日は世界人権デー(Human Rights Day) です。
HRNは、毎年、世界人権デーに合わせて各種イベントの企画や要請行動をしています。
【参加について】資料代 500円
※人数把握のため、できる限り事前のご予約をお願いいたします。
ヒューマンライツ・ナウ事務局まで、メール < info@hrn.or.jp > または FAX < 03-3834-2406 > にて、「12/12人権デーシンポ参加希望」と明記のうえ、お名前、ご連絡先等をお送り下さい。