【NY開催イベント】「変われるのか?日本社会の女性への人権意識」

元タレント中居正広氏とフジテレビ女性アナウンサーとの性的トラブル問題からテレビ業界で働く女性が「性的対象」として扱われ、人権意識の欠如が浮き彫りになっています。また、滋賀医科大学の男子学生2人が女子学生に性的暴行を加えた罪に問われた裁判で、大阪高裁は昨年、逆転無罪を言い渡しました。沖縄県では、米軍基地の兵士が性的暴行事件を繰り返しているものの、司直の手が及ぶことは少なく、政府も動こうとはしません。一方、ガラスの天井を破って中央・地方の政界を目指す女性たちも、さまざまなセクハラ・パワハラの被害に遭い、女性議員増加の足枷になっています。

こうした女性を取り巻く日本の現状に関する講演会を、NY日系人ビジネスウーマンの会(JAA Women in Business, JWB) とヒューマンライツ・ナウの共催で開催することになりました。

【日時】2025年3月12日(水)18:30開始 (18時開場)

【場所】NY日系人会ホール(49 W. 45th Street, 5th Floor, New York, NY)

【参加費】$30 (参加費は経費を除き全額 NY日系人会に寄付されます

【参加申込】こちらのEventbriteフォームから

  • 会場の関係から先着50人で締め切らせていただきます。
  • 今回は3名の専門家による講演会のため、講演時間を最大限に使いたいと思います。従って、軽食のご用意はございません。ご了承ください。
  • 当日現金でのお支払いも受け付けます。その場合も定員に限りがあるため、事前にevent@jwb-ny.orgまでEメールで参加申し込みをお知らせください。

【お問い合わせ】event@jwb-ny.org

【登壇者プロフィール】

講師:伊藤和子(弁護士、ヒューマンライツナウ副理事長・ミモザの森法律事務所

女性であることで理不尽に差別されたりせず、やりがいのある仕事は何かを求めて、1994年に弁護士に。「世界で最も深刻な人権侵害に苦しんでいる人々 のために」の想いを胸に、2006年、東京を本拠に国際人権団体ヒューマンライツ・ナウ(HRN)を立ち上げ、世界の人権侵害に取り組む活動を続けている。

講師:後藤弘子(千葉大学理事・副学長

女性と子どもなど、社会においてマージナルであることを強いられている人たちの犯罪被害・加害について研究を続けている。大学での研究教育活動のほか、ヒューマンライツ・ナウ(HRN)や子どものためのシェルターを運営するNPO法人子どもセンター帆希等の活動にも力を入れている。

講師:三浦まり(上智大学教授

ジェンダー平等政策を進めるためには政治に女性がもっと関わる必要があることを痛感し、女性議員を増やすためのクオータ制や女性議員が少ない理由について研究。政治分野における男女共同参画を推進する法の制定に有識者として関わり、また、若手女性の政治リーダーシップを涵養する一般社団法人パリテ・アカデミーの共同代表を務める。

モデレーター:津山恵子(ジャーナリスト)

ニューヨーク在住ジャーナリスト。元共同通信社記者。アエラ、ビジネスインサイダー・ジャパンなどに米国の政治・社会について執筆。米大統領選挙の取材は、2008年から続けている。共同編著書に「現代アメリカ政治とメディア」(2019年)。過去に、Metaのマーク・ザッカーバーグ、インスタグラムの元CEO、ケビン・シストロムなどにインタビュー。日本外国特派員協会会員。

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AAビジネスウーマンの会(JWB)

JWBは、ニューヨーク日系人会の一員として、ニューヨークのトライステートエリアで働く女性メンバーによって構成される会です。当会では各分野で活躍される方を講師に迎え、タイムリーな話題や関心の高いトピックの講演会を開催し、その収益は全額ニューヨーク日系人会に寄付し、その運営に役立てています。

・当会主催の講演会は、すべてボランティアで運営 しています。
イベントに関する質問event@jwb-ny.org
・その他のお問い合わせ・質問:info@jwb-ny.org