【NGOCSWウェビナーのご案内】「同意のない性的動画・画像の拡散をなくそう~海外の法律・取り組み・課題~」

 

 

今日、世界中で多くの人々が同意のない性的動画や画像の配信や拡散の被害者に遭っています。オンラインで公開された動画や画像は、被害者の同意なしに半永久的に拡散し続けます。多大な苦しみを生むこの被害状況をどうしたらなくせるのでしょうか。6名のパネリストをお迎えし、アメリカやイギリスなど海外の状況、法律、取り組みなども共有頂きながら議論します。

【概要】

◆開催日時:2023年3月8日(水)日本時間23:00~

◆開催方法:Zoomウェビナー

◆参加費:無料

◆使用言語:英語

◆要事前申込み  ※〆切 3月8日(水)20:00

◆お申し込み:https://www.eventbrite.com/e/542202701877

※参加用URLはご登録いただいたメールアドレスに送付します。

【パネリスト紹介】

Lorna Woods

サセックス大学インターネット法教授。ロンドンでテクノロジー、メディア、電気通信分野の弁護士としてキャリアを開始後、 データ保護、ソーシャルメディア、インターネットなど、メディアポリシーと通信規制の分野で豊富な経験を積み、これらの分野で広く出版もしている。

Michelle Gonzalez

Cyber Civil Rights Initiative (CCRI) のエグゼクティブディレクター。20年以上の経験を持つ専門家。CCRIにてImage Abuse Helpline(画像による虐待のヘルプライン)のトレーニングや監督も行い、複雑なIBSAケースの1対1ケースマネジメントの提供、トレーニングの実施、サービス組織や大学への技術支援の提供をしている。

Sophie Mortimer

テクノロジーの安全性の確保に取り組む団体South West Grid for Learning (SWGfL) が運営するリベンジポルノ・ヘルプラインのマネージャ ー。Metaと共同で開発し、同意のない性的画像の削除率90%を誇る画期的なプラットフォームStopNCII.orgのマネージャーでもある。イギリス政府、法務委員会、女性・少女に対する暴力の分野のステークホルダーとの会議に多く参加している他、メディアや研究を通しても、性的画像の悪用に関する啓発活動をイギリス内外で活発に行っている。イギリスの治安判事を15年務めた経験もあり、刑事司法制度の最前線で豊富な経験も積んできた。

伊藤和子

弁護士、ヒューマンライツ・ナウ副理事長。日弁連両性の平等に関する委員会委員長、東京弁護士会両性の平等に関する委員会委員長を歴任。ジェンダー法学会副理事長、国際人権法学会理事。女性、子どもの権利、えん罪事件、環境訴訟など、国内外の人権問題に関わって活動している。

Cindy Gallop

2009年のTEDでローンチされたMakeLoveNotPornの創設者兼CEO。2013年にコミュニケーションや健全な性的価値観などを促進するためのプラットフォームを設立。以降、性暴力やレイプ文化の根絶のためにグローバルな活動をしている。

後藤弘子

千葉大学大学院専門法務研究科教授。専門は刑事法。ジェンダー法学会副理事長、日本被害者学会理事。内閣府男女共同参画局女性に対する暴力に関する専門調査会委員などを務める。共著として、『治療的司法の実践』、『ストーキングの現状と対策』、『性暴力と刑事法』などがある。