【活動報告】国際キャンペーンイベント『アジアのガールズ事情』 開催報告

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ヒューマンライツ・ナウでは10月9日(木)に、国際キャンペーンの一環として女の子のエンパワーメントを考えるイベントを開催しました。
このイベントは、国連の制定する国際ガールズデーに合わせて、台湾のNGO「Garden of Hope」の主催するアジアンガールズキャンペーンに今年はHRNも参加し、その一環として行われたものです。
ゲストには、JKビジネスの問題(※)などに取り組む女子高生サポートセンターColabo代表の仁藤夢乃氏と上智大学教授の三浦まり氏をお迎えし、ショートフィルム上映とパネルディスカッションも合わせて開催されました。平日の夜であるにもかかわらず、30名を超える方が来場してくださり、女の子のエンパワーメントやそれに付随する問題を考える大変有意義な時間となりました。
ゲストの仁藤氏は、JKビジネスの実情やColaboの活動について、ご自身の経緯も交えてお話しくださり、女の子をこのような問題から守るには、信頼できる人とのつながりを維持することが重要であるとお話しをいただきました。
また、三浦氏は日本における貧困の問題と現在の日本政府における女性活用の話題を中心に、日本の性教育における問題や女性が商品として扱われる事柄について取り上げられ、エンパワーメントという言葉が持つ本当の意味について考える時間を与えてくださいました。
お二人の講演の後に行われたパネルディスカッションのセクションでは、これらの問題を解決し、女の子のエンパワーメントを進めるために私たちができることは何なのかについてがトピックとなり、会場に来ていた男性や女子高生からも発言をいただくことできました。
最後には、世界で行われているアジアンガールキャンペーン共通のスカーフを身にまとって記念撮影をし、和やかな雰囲気の中イベントが終了しました。
ヒューマンライツ・ナウでは今後も、女子や女性を取り巻く人権問題について積極的に取り組んでまいりますので、引き続きご支援のほどよろしくお願い致します。