【5/23(金)連続シンポ】⽇本と世界のLGBTQ+⼈権を巡る現状と課題③

近年、国内外のニュースで注目されている性的マイノリティ(LGBTQ+)の人権問題。同性婚の法制化など権利保障が進む一方で、差別や嫌悪を表明する動きも世界的に起きています。ヒューマンライツ・ナウは、国際人権としては比較的新しい分野であるLGBTQ+の⼈権問題の構造を読みとき、直面している問題や解決すべき課題について考える計3回のオンラインシンポジウムを開催します。

最終回となる第3回は、同性婚訴訟をテーマとして、「結婚の自由をすべての人に」北海道訴訟弁護団の加藤丈晴弁護士と、立教大学の⽩⽔隆教授をお招きします。

同性婚が認められないのは憲法違反だとして、2019年に複数の同性カップルが全国5地裁(東京、大阪、札幌、名古屋、福岡)に一斉提訴して始まった同性婚訴訟。今年3月には、5地裁で唯一「合憲」判断を下した大阪でも、高裁が1審判決を覆し、これまでに出ている5つの高裁判決は全て「違憲」となっています。

国内の機運が着実に高まる中、同性婚実現への道筋は―。原告側の闘いを振り返りつつ、計11件の地裁・⾼裁判決を読み解きます。多くの方のご参加をお待ちしています。

【日時】2025年5月23日(金)19:00~21:30
【開催方法】Zoomによるオンライン開催
【参加費】無料
【申込方法】Peatixのこちらのページから
【申込締切】2025年5月23日(金)正午

【ゲストスピーカー】
加藤丈晴氏
京都大学法学部卒。2004年弁護士登録。北海道合同法律事務所にて、LGBTQ+、外国人などマイノリティの権利に関わる事件、子どもに関する事件等を主に扱う。日弁連LGBTの権利に関するプロジェクトチーム委員。Marriage for All Japan理事。

⽩⽔隆氏
京都大学大学院法学研究科博士後期課程修了。千葉大学大学院専門法務研究科准教授、The Peter A. Allard School of Law, University of British Columbia 客員准教授等を経て、2025年より現職。主著に『平等権解釈の新展開』(三省堂、2020年)など。

※応援チケットは参加費となるため、寄付金受領証明書は発行いたしかねますので予めご了承ください。

【問い合わせ先】info@hrn.or.jp