近年、本人の意思に反して性的動画が撮影・投稿・配信される被害が後を絶ちません。一度ネット上に流出した動画は、SNS、ソーシャルメディア、オンライン動画プラットフォームを通じて半永久的に拡散され続けるため、世界中で大勢の被害者を苦しめています。このような深刻な人権侵害の背景には、SNSやテック企業の人権方針も大きく関わっています。
今回のウェビナーでは、性暴力とレイプ文化の撲滅に世界的に取り組んでいる起業家のシンディ・ギャロップ氏をお迎えし、インターネット上で最も安全な場所として、女性の視点を通してデザインされた世界初のユーザー生成型、100%人間によるキュレーションのソーシャルセックス動画プラットフォーム「MakeLoveNotPorn」を立ち上げた背景についてお話し頂きます。また、セックスを社会化・正常化し、同意やコミュニケーション、良い性的価値観や行動を促進し、実世界での実演を通じた性教育の一形態として機能させる意図についてもお話し頂きます。
さらに、ユーザーの意思と同意を最大限に重視するMakeLoveNot Pornの方針についても共有頂き、人権や女性の視点をSNSやソーシャルメディアプラットフォーム、テック企業の方針に取り入れることの重要さについてお話し頂きます。また、HRN女性の権利プロジェクト・チームからも、デジタル性暴力の被害実態や企業の責任などについて法的・人権的観点からお話します。質疑応答もありますので、大勢の方のご参加をお待ちしてます。
【日時】2024年6月12日(水)20:30~22:00
【開催方法】Zoomウェビナーによるオンライン開催
【主催】ヒューマンライツ・ナウ & Human Rights Now-NY
【使用言語】日本語と英語(通訳あり)
【参加費】無料
【参加申込】http://ptix.at/X5dmav