【イベント】7月13日開催「国際人権を司法の現場で活かすには」

国際人権の考え方からすればひどい人権侵害があるにも関わらず、日本の裁判所に訴えても国際人権条約が判決で採用されることは多くはありません。しかし、以前と比べると、少しずつ、判決に反映されるようになってきました。

日本の人権を無視した施策や対応を覆すには、司法の現場で、国際人権の考え方を活かすことがますます重要になってきています。

そこで、HRN関西グループでは、若手弁護士ないし司法修習生を主な対象とした（その他の皆様の参加ももちろん大歓迎です）本イベントを企画しました。

国際人権に関する日本の司法の現状について、エセックス大学で国際人権法LL.Mを取得し、現在、ソウルにて高麗大学大学院で国際法専攻の博士課程に在籍中の弁護士具良鈺さんから、具体的な事件で国際人権法を活かした実践経験をご報告いただきます。

また、エセックス大学人権センターに所属され、国際人権の活かし方について、「武器としての国際人権」（集英社新書）の著者である藤田早苗さんから、国連での特別報告者等への働きかけをはじめとする果敢な実践について、ご報告いただき、議論を深めていきたいと考えています。

皆様お誘い合わせの上、是非、ご参加ください。

◆日時：2023年7月13日(木) 18時30分～（18時15分受付開始）

◆場所：大阪弁護士会館1205会議室およびZOOM配信によるハイブリッド形式

◆参加費：無料（当日会場でカンパを募ります）

※７月１２日（水）午前９時までに申し込みください。お申込みを頂いた方に当日のZOOM配信のURLをご案内いたします。

◆内容・登壇者

１.「ヘイト事件で国際人権を活かすために」

具良鈺さん（弁護士・大阪弁護士会）

２.「国際人権機関の現場での体験談」

藤田早苗さん（エセックス大学人権センターフェロー、「武器としての国際人権」著者）

３. 質疑応答・意見交換

※配信に参加される方へのお願いと注意点

・本イベントは、若手弁護士ないし司法修習生を主な対象としたイベントであるため（その他の皆様のご参加も大歓迎です）、配信は通常のZOOMミーティング形式で行います。そのため、登壇者だけでなく、参加者もZOOMで設定されているお名前が他の参加者に見える状態になりますので予めご了承ください。

・ZOOM参加時には、ZOOM上の名前が、申込時に記載していただいた氏名に一致することをご確認ください。事前申込みが確認できた方のみ、ミーティングへの入室を許可します。

お問い合わせ：info@hrn.or.jp

(ヒューマンライツ・ナウ事務局)