2022年10月3日(月)午後4時より、下記の緊急記者会見をオンライン開催いたします。大勢のメディア関係者の方々のご出席をお待ちしております。
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緊急記者会見「不同意性交等罪の創設・性交同意年齢の引き上げ・被害者の視点に立った刑法抜本改正を求めて」
2021年9月16日、刑法性犯罪規定の改正について、法制審議会への諮問が行われ、これまで約一年にわたり、刑法性犯罪規定の改正に関する議論が続いてきました。10月には何らかの条文案が示されると予想される中、果たして被害者の視点に寄り添った実効性ある刑法改正が実現するのか、私たちは懸念を持ってみています。
性犯罪規定の要件として「拒絶の意思を形成・表明・実現することが困難」との要件が有力に主張されていますが、要件が曖昧であり、本当にNo Means NoまたはYes Means Yesを実現する法改正として機能するのか、被害者の「拒絶」という要件は被害者に事実上抵抗義務を課してきたこれまでの司法の在り方と変わらないのではないか、私たちは懸念しています。また、性交同意年齢、地位関係性など脆弱な立場を利用する性被害に関する議論にも同様の懸念があります。
2019年の四件の無罪判決以降、フラワーデモが全国で繰り広げられ、被害経験を持つ多くの人が沈黙を破り、性被害者が泣き寝入りしないで済む法改正を求めてきました。私たち3団体が始めた刑法改正を求める署名はすでに13万人以上の方が賛同されています。法制審議会の議論が正念場を迎える今、報道関係者の皆様に是非、私たちの思いを伝える機会を設けたく、今一度お話差し上げる機会を設けたく、以下の通り緊急記者会見を開催致しますので、ご参集いただけますと幸甚です。
【会見内容】「不同意性交等罪の創設・性交同意年齢の引き上げを求めて」
【開催日時】2022年10月3日(月)午後4時~5時半
【開催方法】ZOOMを用いたオンライン方式
【参加対象】メディア関係者
【出席者】
伊藤和子(ヒューマンライツ・ナウ副理事長・弁護士)
中山純子(ヒューマンライツ・ナウ女性の権利プロジェクトメンバー・弁護士)
佐藤由紀子(一般社団法人Spring代表理事・性暴力被害当事者)
山本和奈(Voice Up Japan代表理事)
石田郁子(写真家)
周藤由美子(性暴力禁止法をつくろうネットワーク)
北仲千里(NPO法人全国女性シェルターネット)
山崎友記子(NPO法人全国女性シェルターネット)
徳永恭子 (NPO法人スクール・セクシャル・ハラスメント防止関東ネットワーク)
島岡まな (刑法学者) ほか
【主催】ヒューマンライツ・ナウ、一般社団法人Spring、一般社団法人Voice Up Japan
【参加申込方法】
下記の会見申込フォームにて10月2日(日)までにお申し込みください。
お申し込みの際には、氏名及びご所属をご明記願います。ご所属をご明記いただけない 場合には、ご参加をお断りさせていただくことがございますので、予めご了承ください。
フォーム: https://forms.gle/idVqpepPBPLSGNDXA
【お問い合わせ先】
認定NPO法人ヒューマンライツ・ナウ事務局(担当:Maromi Martinez)
email:info@hrn.or.jp
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