『人権』って何だろう?
みなさんは『人権』という言葉からどんなことを想像しますか?
このセミナーは知っているようで実は知らない『人権』という
概念について理解を深めることで、あなた自身が変わること、
あなたを取り巻く社会が変わること、そして、いつか世界中の誰もが
Happyに過ごせる世界になることを願って企画いたしました。
書籍『人権で世界を変える30の方法』をテキストに
国際人権の専門家たちが皆さんをナビゲートします。
あなたの一歩が世界を変えるかもしれません。
ご参加を心よりお待ち申し上げております。
【日時】
1日目)9月23日(金・祝)
11:00~18:00(途中1時間休憩)
2日目)9月24日(土)
10:00~17:00(途中1時間休憩)
【会場】JICA地球ひろば
http://www.jica.go.jp/hiroba/about/map.html
東京メトロ日比谷線 広尾駅下車(3番出口)徒歩1分
※駐車場はありませんのでお車でのご来場はご遠慮ください。
【参加費用】
一般/10,000円 学生/8,000円(テキスト代込)
※いずれか1日のみの参加をご希望の方は事務局へお問い合わせ下さい。
【定員】30名
※定員に達し次第締め切ります。お早めにお申し込みください。
【お申込み方法】
■ウェブサイトからのお申し込み(クレジットカードでの支払いが可能です)
一般はこちら http://imagene.jp/npo/hrn/seminar2011.html
学生はこちら http://imagene.jp/npo/hrn/seminar2011_student.html
■メール、Faxでのお申し込み
下記の必要事項を記載の上、件名を「国際人権セミナー申し込み」
として、お申し込みください。
〔記載事項〕御氏名、御所属・ご職業or学校名、電話番号、E-mailアドレス
(FAXでお申し込みの方はFAX番号)
【講座概要予定】
■1日目 9月23日(金・祝)
講師:阿部 浩己(神奈川大学法科大学院教授)
テーマ:『人権侵害はなぜおきるの?人権とは何かを考える』
- 人類は、人権という考えを生み出してきた
- 人権侵害を引き起こす正体はなにか
ワークショップ「人権からイメージするもの」
「世界の事例から考える」
■2日目 9月24日(土)
午前講師:土井 香苗(ヒューマン・ライツ・ウォッチ東京オフィスディレクター)
テーマ:『人権侵害をなくすために世界はどう動いているか』
- 国連は、国際NGOは、世界の紛争に向けて、どう動く?
ビルマ(ミャンマー)・スリランカ・コンゴの事例から
ワークショップ「あなたならどう解決する?国際紛争」
午後講師:伊藤 和子(弁護士、HRN事務局長)
テーマ:『人権で世界を変える方法』
- 日本は世界の人権侵害を止められる?日本の国際NGOの役割
ワークショップ 「わたしが実践できること」
ゲスト講師:キハラハント 愛(英エセックス大学 国際人権法 博士課程在籍)
※ワークショップ、ディスカッションを含む参加型の講義形式となります。
※講師、テーマが変更になる可能性があります。
※講師が参加者の方の個別具体的なご相談に対応することはできません。
あらかじめご了承ください。
【こんな方にオススメ!】
・人権って大事な気がするけど、なんか良くわからない。
でも今さら、誰にも聞けない・・・という方。
・国際問題、社会問題に関心がある方。
・NGO/NPOに関わりたい、働きたいと思っている方。
すでに関わっている方、働いている方。
・国際的な仕事に就きたい、世界を舞台に仕事がしたいと思っている方。
・社会を、世界を変えたいと思っている方。
セミナー後に、交流会の時間もご用意いたします(自由参加)。
同じ志を持つ仲間たちとの出会いもお楽しみに!
【講師プロフィール】
◆阿部 浩己
神奈川大学法科大学院 教授、ヒューマンライツ・ナウ理事長
早稲田大学大学院法学研究科博士後期課程修了、
バージニア大学法科大学院修士課程修了〔LL.M.〕。
カナダ・ヨーク大学難民学センター客員研究員などを歴任。
専攻は国際法・国際人権法。日本平和学会副会長。
主な著作に『国際人権の地平』(現代人文社、2003年)、
『戦争の克服』(集英社新書、2006年)、『抗う思想/平和を創る力』(不磨書房、2008年)、
『テキストブック国際人権法(第3版)』(共著、日本評論社、2009年)、
『国際法の暴力を超えて』(岩波書店、2010年)など。
◆土井 香苗
ヒューマン・ライツ・ウォッチ東京オフィス ディレクター、弁護士
1996年に司法試験に合格後、大学4年生の時、NGOピースボートのボランティアとして、
アフリカで一番新しい独立国・エリトリアに赴き、
1年間、エリトリア法務省で法律作りのお手伝いのボランティア。その後、1998年東京大学法学部卒。
2000年司法研修所終了。2000年から弁護士。
普段の業務の傍ら、日本にいる難民の法的支援や難民認定法の改正のロビーイングやキャンペーンに関わる。
2006年6月米国ニューヨーク大学ロースクール修士課程終了(国際法)。
2007年、米国ニューヨーク州弁護士。
2006年から国際NGOヒューマン・ライツ・ウォッチ ニューヨーク本部のフェロー、
2007年から日本駐在員、2008年9月から東京ディレクター(日本代表)。
ヒューマンライツ・ナウ理事。
◆伊藤 和子
ヒューマンライツ・ナウ事務局長、弁護士
1994年 弁護士登録。女性・子どもの権利、子どもの商業的性的搾取禁止、
死刑・冤罪事件、イラク邦人人質事件など、国内外の人権問題に関わって活動。
2004年ニューヨーク大学ロースクール客員研究員として留学。
2005年、米国NGO Center for Constitutional Rightsに参加、
9.11以後アメリカ最大の人権問題のひとつといわれる「グアンタナモ基地」の事案に関わる。
2006年、日本発、国境を越えて世界、特にアジアの人権問題に取り組む国際NGO
ヒューマンライツ・ナウの設立に関わり、事務局長に就任。
2011年より日弁連両性の平等に関する委員会委員長。
≪ゲスト講師のご紹介≫
◆キハラハント 愛
英エセックス大学 国際人権法 博士課程在籍
同大学法学部 国際人権法 修士号、英サセックス大学 農村開発学修士号修得。
1997年より、欧州安全協力機構(OSCE)、国際連合の各機関(国連人権高等弁務官事務所-OHCHR、国連難民高等弁務官事務所-UNHCR、国連東チモール暫定統治機構-UNTAET、国連東チモール支援ミッション-UNTAET)、真実和解委員会や関連NGOなどで、ネパール、スリランカ、
ボスニア・ヘルツェゴヴィナ、東チモール、インドネシア、イギリス、など各国にて、人権、人道分野の仕事に携わる。
2006年より勤務したOHCHRネパール事務所では、主に移行期の正義、訴追、警察や軍隊の改革の分野を担当。
2010年より、青山学院大学にて国連暫定統治論を教えている。