2月26日 学校問題シンポ
今学校で何が起きているのか?
ブラック校則・ブラック部活問題の現状と子どもの権利を考える。
荻上チキ氏×内田良氏
<日 時> 2月26日午後5時30分~8時
<場 所> 専修大学神田キャンパスの5号館4階542教室
https://www.senshu-u.ac.jp/access.html
<参加費> 1000円
<主 催> 国際人権NGO ヒューマンライツ・ナウ
今、学校での「ブラック校則」や「ブラック部活」が社会問題になっています。
生まれつき茶髪なのに生徒に髪の黒染めを強要するようなおかしな校則、根性論で過熱する地部活動、事故が相次ぐ組体操。日本のあちこちで、子どもたちが理不尽を強いられ、危険に身をさらし、自由を奪われています。
「ルールだからおかしくても耐えるしかない」そんな空気のなか、長年子どもたちを苦しめてきた学校における人権侵害にようやく「おかしい」と声が上がり始めました。
「ブラック校則」をなくそうと、実態調査に乗り出したNPOの動きの中心となって活動されている荻上チキさん、組体操問題からブラック部活まで、学校における子どもたちのリスクに精力的に問題提起されてきた内田良さんをお呼びして、学校現場を取り巻く子どもの人権について議論します。
荻上さんからは最新の「ブラック校則」の調査についてご報告をいただき、内田さんからは現場の実態とともに、声をあげることがもたらした変化についてもお話いただきます。
教育現場で起きていることに関心を持ち、子どもたちの現状に心を痛められている皆様のご参加をお待ちしています。小・中・高校生の参加を歓迎します。
<ゲストスピーカー>
- 荻上チキ氏
評論家。NPO法人ストップいじめ!ナビ代表。ニュースサイト「シノドス」編集長。著書に『ウェブ炎上』『ネットいじめ』『災害支援手帖』など。共著に『いじめの直し方』『新・犯罪論』など。TBSラジオ「荻上チキSession-22」(平日夜10時から)でメインパーソナリティを務める。
- 内田良氏
名古屋大学大学院教育発達科学研究科・准教授。博士(教育学)。
専門は教育社会学。学校のなかで子どもや教師が出遭うさまざまなリスクについて,調査研究ならびに啓発活動をおこなっている。
著書に『ブラック部活動』(東洋館出版社),『教育という病』(光文社新書),『柔道事故』(河出書房新社),『「児童虐待」へのまなざし』(世界思想社)など。ヤフーオーサーアワード2015受賞。
主催 国際人権NGO ヒューマンライツ・ナウ
ヒューマンライツ・ナウは東京を本拠とする国際人権NGO。学校教育現場での人権教育活動を実施し、SDGs(国連持続可能な開発目標)16-2ゴールに掲げられた「子どもに対する暴力の根絶」の日本での実現を求めるキャンペーンに参加。2017年12月、国連子どもの権利委員会に、日本における組体操・黒髪強制校則・部活での体罰等学校現場での子どもの人権侵害について情報提供を行った。