映画「７０９の人たち – 不屈の中国人権派弁護士と支援者たち」上映会
～２０１５年７月９日の弁護士一斉拘束から２年。中国における人権派弁護士への
迫害について考える～
２０１５年７月９日に、中国では、人権派弁護士が一斉拘束される事件が発生しました。現在でも行方が分からない弁護士がいる他、拷問や自白の強要、弁護人選任権の侵害等の問題が国連の人権機関や国際人権NGO、国際法曹団体、各国弁護士会等から指摘されています。
ヒューマンライツ・ナウでは、２０１５年７月９日の弁護士一斉拘束以後、香港をはじめとする世界各国のNGOとも協力しながら声明を発表する等の活動を続けてきました。
この度、ヒューマンライツ・ナウでは、２０１５年７月９日の弁護士の一斉連行から２年が経過することを受け、アムネスティ・インターナショナル日本、ヒューマン・ライツ・ウォッチ、東大の阿古智子研究室と共同で、709事件を追ったドキュメンタリー映画「７０９の人たち」の上映会を企画いたしました。
本映画は、中国大陸での社会問題を扱うジャーナリストとして著名な盧敬華氏及び、江瓊珠が、拘束された弁護士のうち１４名と、その家族・友人及び支援者に迫ったドキュメンタリー作品です。中国国内外において商業的な上映はなされておらず、香港や海外の大学等での自主的な上映会でしか見ることができない貴重な作品です。今回の上映会は、日本での初めての上映会になります。また、上映会後には、監督との質疑応答が予定されています。
中国における人権派弁護士への迫害に関して知る貴重な機会です。多くの皆様の参加をお待ちしております。
■日時 ２０１７年７月２７日（木）午後５時３０分開場 午後６時上映開始
■場所 東京大学駒場キャンパスKOMCEE K213教室 アクセス
住所：〒153-8902 東京都目黒区駒場3-8-1
■内容（予定）
１ 映画の上映（上映時間：９２分 ）
２ 盧敬華氏及び江瓊珠氏（映画「７０９人們」監督・製作者）との質疑応答・意見交換
※中国語で質疑応答を行いますが、日本語の逐語通訳が入ります。
■申込方法：
申込は不要です。問い合わせは以下のアドレスまで。
無料ですが、カンパを歓迎します。
