【メディア】橋下大阪市長による「従軍慰安婦」に関する発言に対するNGO共同声明

5月23日に世界各国のNGO・68団体が発表した、橋下氏による「従軍慰安婦」に関する発言に対する抗議の緊急共同声明について、下記のメディアにて報道されました。


◆橋下氏の慰安婦巡る発言、68団体が抗議声明(朝日新聞 5月24日)
従軍慰安婦を「必要だった」などとする橋下徹・大阪市長の発言に対し、国際人権団体アムネスティ・インターナショナルなど20カ国の68団体が23日、共同で抗議声明を出した。
橋下氏のこれまでの発言
 声明では「従軍慰安婦制度は国際法に違反する重大な人権侵害で、いかなる意味でも正当化・合理化できない。橋下氏の発言は被害女性の心情を深く傷つけている」とし、発言の撤回と謝罪を求めている。
 共同声明は、NPO法人「ヒューマンライツ・ナウ」が17日から呼びかけ、韓国やフィリピン、インドネシアなどの団体が参加した。
◆国内外NGOが抗議声明=橋下氏の慰安婦発言(時事通信 5月23日)
日本維新の会の橋下徹共同代表(大阪市長)による従軍慰安婦をめぐる発言に関し、人権団体アムネスティ・インターナショナル日本の若林秀樹事務局長らが23日、都内で記者会見し、「重大な女性の人権侵害を正当化しようとする言語道断の発言だ」などとする抗議声明を発表した。
 声明は、国内外のNGOなど68団体の連名で、「『慰安婦』とされた被害女性たちの心情をさらに深く傷つけている」と非難。発言の撤回と被害者への謝罪を求めた。
 会見したヒューマンライツ・ナウの伊藤和子事務局長は「国際的にも橋下氏の発言は許せないとの声が強い」とした。