【イベント報告】7月12日開催「〜クラウドファンディング応援〜同意のない性行為は犯罪?!今、法改正が必要な理由」

 

7月12日(日) 19:30〜21:00、「〜クラウドファンディング応援〜同意のない性行為は犯罪?!今、法改正が必要な理由」を開催しました。

本イベントは、刑法性犯罪規定改正の問題をより多くの方に知っていただきたい、HRNが挑戦するクラウドファンディングも盛り上げていきたいということで開催しました。

 

2017年の大幅な刑法改正から積み残された課題の一つである「暴行・脅迫要件の撤廃」

ヒューマンライツ・ナウは、これを実現して「同意のない性行為は性犯罪である」という法律を明確にすることを求めています。

 

フェミニストアクティビストの本田綾里さん、Speak Up Sophiaのまーしーさん、そして性教育Youtuberのシオリーヌさんをゲストにむかえ、HRNプロジェクトサポーター・フリーアナウンサーの佐々木真奈美がファシリテーターとして、性的同意や性教育の観点から法改正の必要性について考えました。

 

フェミニストアクティビストの本田さんは、日本で嫌よ嫌よも好きのうちという考えがいまだにあるのには、一人ひとりの人権意識が著しく低いというのが根底にあるのではと指摘。世界各国の状況も踏まえ、現在13歳とされている日本の性的同意年齢の引き上げを含めた刑法性犯罪規定が変わるべきだと締めくくりました。

 

Speak Up Sophia まーしーさんは、性的同意には非強制性=「NOと言える環境がある」こと、対等性=「社会的地位や力関係に左右されない」、そして非継続性=「一つの行為への同意があっても、他の行為に同意したわけではないので逐一確認が必要であること」という大切な前提があることを強調しました。そして、大学生に「性的同意」を啓発する活動について紹介しました。

 

性教育Youtuber シオリーヌさんは、「性教育は人権教育だと思う。自分と相手の権利を尊重し、自分の人生を主体的に選びとっていける社会を子どもたちに残したい」とのメッセージを送って下さいました。

 

イベントにご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!

イベントの詳細は、HRNのブログで、イベントレポートを公開しています。

ぜひご覧ください。