【イベント報告】8/28開催「性暴力のない社会のために、今、私たちにできること」

8月28日(水) 19:30〜、オンラインイベント「性暴力のない社会のために、今、私たちにできること」を開催しました。このイベントは、JANIC(ジャニック)グローバル共生ファンドの助成により開催された、8月オンラインイベント第二回目です。

 

当イベントでは、ジェンダー平等実現のために様々な立場から活動されている小島慶子氏鎌田華乃子氏清田隆之氏をお呼びして、性暴力を構造的に捉え、個人にできるアクションを考えました。

 

刑法性犯罪規定の見直しが進み、”大きな社会”が変わろうとしている今、身の回りの”小さな社会”を変えていくために私たちができることを、匿名で意見を募るメンチメーターを使用しながら、参加者の皆様と共に考える会となりました。

 

まず冒頭、ヒューマンライツ・ナウの伊藤和子事務局長から、日本では無理やり意に反して性交させられても罪にならないことから通報されない性暴力が数多くあるという話がありました。

 

続いてのゲストスピーカーによるレクチャーパートでは、エッセイストで東京大学大学院情報学環客員研究員の小島慶子さんがメディアと性暴力の関係などについて、独自の視点で語って下さいました。特にメディアで「嫌よ嫌よも好きのうち」なのだと視聴者が思い込んでしまうようなメディアコンテンツがいまだに存在する中、性的同意(性的な行為の前に互いの同意を確認できたかどうか)が広まることの重要性を語ってくださいました。

 

続いては、文筆業、恋バナ収集ユニット「桃山商事」代表で幅広いメディアに寄稿されている清田隆之さんが、性暴力と思われるような出来事が、恋愛の“いざこざ”として語られているケースが少なくなく、それが性暴力であるという認識が、加害者側にはもっと希薄なことを考慮した上で、マジョリティ男性と性暴力問題の“遠さ”をまずは言語化し、何か(性暴力を無くすための)アクションに繋げてくれるように促すこと課題であると語ってくださいました。

 

「ちゃぶ台返し女子アクション」を2015年に立上げ、刑法性犯罪条項を改正するキャンペーンを実施、2017年6月通常国会にて改正を後押した鎌田華乃子さんは、「皆さんがアクションをしてくれることで世論が作られ、社会のうねりが作られて、法律が変わっていく。」というメッセージを中心に、個人のアクションの重要性を語ってくださいました。

 

参加者の皆様からは、

「タブー視せず会話する勇気を持ちたいと感じた。」

「身近な関係性の中から行動していくことの重要性を知ることができた。」「少しずつ、話を広げていくことの大切さを実感した。」

「登壇者の皆さんが、それぞれの立場で活動されてきたお話を聞くことで、何が問題なのかを理解できた。」

「ウェビナーは、チャットで意見投稿が出来る参加型であるため、一方通行な感じではなく、自分の考えるきっかけになりました。」

など、多くの力強い感想をいただきました。

 

ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

 

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