【イベント】4月28日開催シリーズ第二弾！企業の社会的責任と人権勉強会

大好評のシリーズ企画　企業の社会的責任と人権　勉強会の第二回セミナーのご案内です！

記念すべき第一回は海野みづえ氏を講師にお呼びし、「ビジネスと人権の指導原則」を軸に

企業の社会的責任と人権のあり方についてお話しいただきました。

これに続く第二回目のお知らせです。

■第２回講演内容

グローバル企業の活動に関連する人権侵害事案が多発している（例えばカンボジアでは、

縫製産業のサプライチェーンを構成する工場における著しく低い賃金での労働や安全衛生

の確保されない職場での労働など搾取的労働をきっかけとして大規模デモが起き、これを

政府が武力鎮圧して死者を出すという事件があった。搾取的労働に関与するグローバル企

業に対して、またこれを防ぐための労働条件整備の責務を負うべき国家に対して、

ＨＲＮは人権侵害を防ぐためのモニタリング及び働きかけをしていかなければならない。

また、搾取的労働に反対する市民の結社その他民主的活動を弾圧する国家の行為に対しては、

これを深刻なものと受け止めてその停止を呼びかけなくてはならない。

本勉強会では、労働安全衛生などに関する国際労働基準及びILOの

条約履行モニタリングメカニズムを紹介しながら、サプライチェーンのグローバル化が

進むなか、労働基準の遵守に関して、三者（政府・労働者・使用者）が果たすべき役割、

特に企業の責任について検討する。

■講師：大村恵実氏（OMURA, Emi）

２０００年　東京大学法学部卒業。

２００２年　弁護士登録以降、過労死事件の行政訴訟、雇用平等や女性労働の活用に関する訴訟に携わる。

２００６年　ニューヨーク大学ロースクールにて修士号（国際法学専攻）取得。

２００７年　ニューヨーク州弁護士登録後、全米NGOのACLU（アメリカ自由人権協会）ニューヨーク本部「女性の権利プロジェクト」インターン。

２００８年～アテナ法律事務所パートナー。

２０１０年から２０１３年　ILO（国際労働機関）国際労働基準局（ジュネーブ本部）にて、主に雇用平等に関する条約の履行モニタリングに携わる。

２０１４年１月より　日本弁護士連合会国際室室長。

共著　「女性差別撤廃条約と私たち」（林陽子　編著・信山社・２０１１年）

寄稿　「在ジュネーブ国際機関と日本の弁護士のプレゼンス」（日本弁護士連合会　編「自由と正義」・２０１２年５月号）

■日時：　4月28日（月）　19:00～21:00（予定）

■場所：千代田区立日比谷図書文化館　セミナールームA

■参加費：1000円（当日）

■申込方法（要予約）：info@hrn.or.jp　まで

件名を「4月28日企業と人権勉強会参加希望」と明記し、

お名前、ご連絡先をお書き添えのうえ、お申し込みください。

　　　　　　　★質問を事前に募集しています★

参加者の方には申込み時に予め質問を募集しております。

質問したい方は申込みのメールに質問内容を添えてお送りください。

■対象：この問題に興味のある個人、企業、市民団体

■主催・お問い合わせ

特定非営利活動法人ヒューマンライツ・ナウ

info@hrn.or.jp　/　03－3835－2110　/　担当：國本　

※最終回は下記を予定しております。詳細は追ってウェブに掲載いたします。

第三回　5月16日（金）講師：菅原絵美氏

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