福島第一原発事故から3年。
事故の影響を受けた人々、特に子どもたちの「健康に生きる権利」は、
十分な対策もないまま、いまも心配な状況が続きます。
そこで、東京に本拠を置く国際人権NGOヒューマンライツ・ナウでは、
今年3月20日から22日まで、
国連人権理事会「健康に対する権利」特別報告者アナンド・グローバー氏を招聘して、
東京・福島・京都で、連続講演会を開催することになりました。
グローバー氏は、2012年11月に国連・専門家として日本を公式訪問。
福島原発事故後の人々の「健康に対する権利」の実情を調査し、
2013年5月に国連人権理事会に対し、報告書を提出しました。
日本政府に対し、人権に基礎を置き、低線量被ばくの影響、
そして最も影響を受けやすい子どもや赤ちゃん、妊婦の健康保護を重視して、
年間1mSvを基準とする住民に対する施策を拡充するよう、
抜本的な政策転換を求める勧告を出しました。
ヒューマンライツ・ナウでは、今回のグローバー氏の招へいを通じて、
この勧告をより多くの人に知っていただき、
わたしたち一人ひとりの権利である健康への権利を国際的な人権の観点からとらえ、
政府の政策の転換を求めていきたいと思っています。
※グローバー勧告とは http://hrn.or.jp/activity/1888/
【グローバー氏招聘企画スケジュール】
●3月20日(木) 来日・東京での活動
10時半~11時半 記者会見 @日本外国特派員協会 http://hrn.or.jp/activity/2015/
12時~14時 院内勉強会 @参議院議員会館 http://hrn.or.jp/activity/2012/
18時~21時 シンポジウム @明治学院大学 http://hrn.or.jp/news/3009/
●3月21日(金) 福島での活動
13時~18時 シンポジウム@福島大学 http://hrn.or.jp/activity/2000/
●3月22日(土) 京都での活動
9時半~18時半 シンポジウム@同志社大学 http://hrn.or.jp/activity/2009/
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