※こちらの映像のオープン期間は2週間です。
中国は、今まさに高度成長の途上にあり、工場や激増する自動車から排出されるガスを原因とする大気汚染や、工場の排水等を原因とする水質汚濁、土壌汚染等が、住民の安全・快適な生活を脅かし、全国的に様々な問題を引き起こし、人々の善き環境に生きる権利、健康に生きる権利を脅かしています。
このたび、中国における環境汚染の現状と環境権をめぐる動き、NGO団体の環境問題に対する取組みを広く日本で知ってもらい、日中の環境改善問題での協力・連携について考えるため、精力的に活動し先天的な取り組みを続けている環境団体「公衆環境研究中心」の女性活動家・王 晶晶氏を日本に招聘し、大阪と東京でシンポジウムを企画しました。ぜひご参加ください。
≪王 晶晶氏のご紹介≫
◆中国・北京環境保護局に在籍していたが,中国環境NGO団体「公衆環境研究中心」設立初期に合流し,ナンバー2として,代表者の馬軍氏をサポートして活動。
「公衆環境研究中心」は,主として,水や大気等の汚染調査をし,ウェブ上に「汚染地図」を発表するなど,環境問題に関する情報公開に力を入れている北京の環境NGO団体で,「緑色サプライチェーン・アライアンス」と呼ばれる40余りの環境NGO団体とも連携している。 汚染源となっている工場を公表するのみならず,その工場が製造する部品を仕入れている外資企業など大手メーカー名も公表し,その対応を求めることで,汚染を停止させるという特徴的な手法で活動している。最近ではアップルの下請工場の汚染問題を指摘して注目された。
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日 時/2013年11月1日(金)
午後7時~9時
場 所/東京大学 駒場キャンパス
1号館1-104教室(目黒区駒場3-8-1)
基調講演/王 晶晶氏
パネリスト/阿古智子氏(東京大学准教授)
中島宏治氏(弁護士)
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