狭くて暗い坑道での危険な労働、事故が多発し、
ときに命を奪われる劣悪な環境―
まるで商品のように、国境を越えて売られていく子どもたち―
世界では、いまなお多くの子どもたちが「最悪の形態の児童労働」の
犠牲になっています。
Asian Activist-α2012では、インドで子どもや女性の人身売買を
はじめとする人権問題に取り組んできたハシナ・カールビーさんを
お招きして、トークイベント・ワークショップを開催します。
HRNは、カールビーさんが代表を務めるNGO”Impulse Social Enterprise”
とともに、2010年5月、共同で北東インドの炭鉱の児童労働・人身売買の
事実調査を実施し、「最も深刻な形態の児童労働」の問題解決を求めて
活動してきました。
http://hrn.or.jp/activity/1551/
ハシナ・カールビーさんの経験に学び、
問題解決の道を一緒に探してみませんか。
◆第一部 記念講演
子どもたち・女性たちのかけがえのない人権のために
~Activist-αとしてのあゆみ
ハシナ・カールビー氏(Impulse Social Enterprise代表)
◆第二部 トークセッション
児童労働・人身売買の問題に取り組む日本のNGO関係者を交えたトークタイム
田部知江子氏(ヒューマンライツ・ナウ)
成田由香子氏(ACE)ほか
日 時/2012年5月26日(土)13:30~16:30(開場13:00)
会 場/青山学院大学青山キャンパス 総研ビル9階16会議室
JR山手線、東急線、京王井の頭線「渋谷駅」宮益坂方面の出口より徒歩約10分
地下鉄「表参道駅」B1出口より徒歩5分
資料代/500円(学生は無料です。学生証をご提示ください)
【参加申込み】
定員60名、予約優先。
メール info@hrn.or.jp にてHRN事務局までお申込みください。
★ハシナ・カールビー氏(Hasina Kharbhih)
インドに本拠を置くNGO”Impulse Social Enterprise”の代表。長年にわたり
人権活動家として子どもや女性の人身取引、児童労働などの問題に取り組む。
子どもの人身取引を包括的に防止する枠組みとして「メガラヤ・モデル」を開発。
同モデルは、インド政府の承認を得るとともに国連機関のサポートを受け、
現在ではインド国内の8つの州で適用されている。これらの功績が評価され、
国内外で数々の賞を受賞。
★「Activist-α」(アクティビスタ)とは・・・
HRNは、今なお続く深刻な人権侵害の実態に正面から光をあて、人々の
かけがえのない人権をまもるために、アジア地域で活躍する女性活動家を
「Asian Activist-α」と呼び、その活動を応援しています。
★Asian Activist-α2012の翌日の5月27日13時30~
同じ会場で、児童労働反対世界デーキャンペーン(http://stopchildlabour.jp/)
賛同企画
「子どもたちの未来の話をしよう
ワークショップ:南アジアにおける児童労働と子どもの人身売買
~北東インド・メガラヤ州における事案を中心に~」
を開催しますので、こちらもぜひご参加下さい。
主 催 特定非営利活動法人ヒューマンライツ・ナウ
助 成 JICS(日本国際協力システム)