【イベント】10/14開催 『地の底で働く子どもたち~知られざるインド児童労働の実情』


 

◇ヒューマンライツ・ナウ 子どもの権利プロジェクト主催◇

『地の底で働く子どもたち
~知られざるインド児童労働の実情』

 


 

ヒューマンライツ・ナウ(HRN)子どもの権利プロジェクトは、今年5月31日から6月2日にかけて、インド北東部メガラヤ州の州都シロンに拠点をおくインパルスNGOネットワークと共に、メガラヤ州のジャインティア丘陵の炭鉱とその周辺における児童労働について調査団を派遣しました。

 

狭くて暗い坑道での過重労働、滑落や地下水による事故も多発し、命を落とす事も少なくない環境―――
事実調査の結果、調査団は、極端に危険かつ残酷な環境で児童労働が広く行われている悲惨な現実を目の当たりにしました。こうした労働に従事させられているのは、多くが周辺国のネパールやバングラデシュから人身売買でインドに連れてこられた子どもたちです。この知られざる児童労働の実態について、調査団による報告会を開催し、事態改善のために何ができるのかをみなさんと一緒に考えたいと思います。

 

ゲストスピーカーに、長くインドに関わってこられたユニセフ東京事務所代表の平林国彦さんをお迎えし、現地の写真なども多数まじえて、日本から何ができるかを議論する機会とします。

皆さま、是非ご参加ください!

 


≪ トークゲスト ≫
◆ 平林 国彦さん ◆
1994年、筑波大学で医学博士号取得。筑波大学病院などで心臓外科医として勤務後、約10年間、国立国際医療センター(現国際医療研究センター)国際医療局に勤務し、ボリビア、コロンビア、インド、インドネシア、ホンジュラス、ウズベキスタン、南アフリカ、ベトナム等の病院での技術指導、保健省での政策立案支援などを担当。JICA専門家・WHO短期コンサルタントなどを経て、2003年からユニセフ勤務。アフガニスタン、レバノン、東京事務所での勤務を経て、2008年からインド事務所副代表を務める。2010年4月からユニセフ東京事務所代表。

 

≪ 報 告 者 ≫
◆ 豊田 直巳さん ◆
フォトジャーナリスト。1983年よりパレスチナやアジア、旧ユーゴスラビアなどの紛争地をめぐりそこに暮らす人々の日常を取材。今年5月31日から6月2日のHRN北東インド児童労働調査団に同行。日本ビジュアル・ジャーナリスト協会(JVJA)会員。2003年、平和・協同ジャーナリスト基金賞奨励賞受。著書『イラクの子供たち』『パレスチナの子供たち』『大津波アチェの子供たち』(以上、第三書館)、『「イラク戦争」の30日』『子どもたちが生きる世界はいま』(七つ森書館)、『イラク 爆撃と占領の日々』(「岩波フォト・ドキュメンタリー 世界の戦場から」岩波書店)『戦争を止めたい~フォトジャーナリストの見る世界』(岩波ジュニア新書)など。

 

◆久保田 明人/弁護士。HRN子どもの権利プロジェクト。

 

◆多良 俊照/フリージャーナリスト。HRN子どもの権利プロジェクト。
 専門は北東インド、ミャンマー(ビルマ)等の少数民族。
 著作『入門ナガランド』(社会評論社)など。

 

◆伊藤 和子/弁護士。HRN事務局長。

国際会議でインド・メガラヤ 州で児童労働に取り組むインパルスNGOネットワークの メンバーと出会い、児童の炭鉱労働に関する協力を依頼 される。これを契機にインド調査ミッションを結成、参加。

 


 

●日 時/2010年10月14日(木)18:30~20:30(開場18:15)

 

●場 所/青山学院大学 総研ビル11階 19会議室
< http://www.aoyama.ac.jp/other/access/aoyama.html >
正門入ってすぐ右側の建物。「青山学院大学人権研究会」の看板が目印です。
JR山手線・東急線・京王井の頭線「渋谷駅」宮益坂方面出口より徒歩10分
地下鉄「表参道駅」B1出口より徒歩5分

 

●資料代/500円
※人数把握の為、なるべく事前のご予約をお願い致します。
(Email:info@ngo-hrn.org / Fax:03-3834-2406)

 


*問い合わせ先*


特定活動非営利法人 ヒューマンライツ・ナウ

〒110-0015 東京都台東区東上野1-20-6 丸幸ビル3F
 Tel:03-3835-2110 Fax:03-3834-2406
Email:info@ngo-hrn.org ウェブサイト:http://hrn.or.jp