【7/10(木)ウェビナー】在留資格のない外国人はどうなるのか?―送還か正規化か―

海外から日本に来て働く人が増える中、在留資格を持っていない「非正規滞在」の外国人を巡る問題が議論となっています。政府は今年5月、国内で増加傾向が続く非正規滞在の外国人について、将来的にゼロにするプランを発表しました。退去強制命令を受けた外国人の速やかな送還を柱としています。

現在、国内の非正規滞在の外国人は7万人超。正規の在留資格を持っていたものの、解雇されてビザの更新ができなくなったり、技能実習先から逃亡して資格を喪失したり、非正規滞在となった理由は様々です。国籍国には帰れない事情などを踏まえて、一定の条件を満たせば在留資格を与える「正規化」の必要性を訴える声も上がっています。

本ウェビナーでは、国際人権法や難民法が専門の中央大学名誉教授の北村泰三氏をお招きし、非正規滞在の外国人を巡る国際条約や現行制度の課題について解説いただきます。専門的な内容に触れつつ、基本的なところから説明いただきますので、多くの皆様のご参加をお待ちしています。

【日時】2025年7月10日(木)19:00~20:30
【開催方法】Zoomによるオンライン開催
【参加費】無料
【申込方法】Peatixのこちらのページから
【申込締切】2025年7月10日(木)正午

【ゲストスピーカー】
北村 泰三氏
中央大学法科大学院名誉教授、難民審査参与員。熊本大学法学部教授、中央大学法学部教授、中央大学大学院法務研究科教授、ストラスブール大学法学部客員研究員などを歴任。

【問い合わせ先】
ヒューマンライツ・ナウ 事務局
info@hrn.or.jp
※応援チケットは参加費となるため、寄付金受領証明書は発行いたしかねますので予めご了承ください。