【イベント】第24回国連先住民族問題に関する常設フォーラム(UNPFII)サイドイベント

2025年4月21日から5月2日まで、ニューヨークの国連本部で「国連先住民族問題に関する常設フォーラムの第24回会議」(The twenty-fourth session of the UN Permanent Forum on Indigenous Issues) が開催されます。ヒューマンライツ・ナウは、Migration Youth and Children Platform (MYCP、国際的な移民政策立案の最終レベルで影響を与える若者のための若者によるプラットフォーム)、国際移住機関(IOM)、その他4団体とともに、気候変動による移動と先住民族の若者への影響に関するサイドイベント「ルーツがあっても居場所がない:気候変動による移動・権利・抵抗をナビゲートする先住民の若者たち」(“Rooted Yet Displaced: Indigenous Youth Navigating Climate Mobility, Rights, and Resistance”)を共催します。

【日時】2025年4月29日(火) 1:15pm-2:45pm (NY時間)

【会場】Baha’i International Community, 866 United Nations Plaza #120, New York, NY 10017

【イベント形式】パネル・ディスカッションと質疑応答セッション

【開催方法】対面&オンラインのハイブリッド

【使用言語】英語のみ

【参加登録】こちらから

【概要】

環境の悪化、異常気象、産業の拡大が彼らの先祖伝来の土地や生活様式をますます脅かす中、先住民の若者は気候変動の最前線にいる。海面上昇による沿岸コミュニティの避難から、森林伐採や砂漠化による伝統的な生計の崩壊まで、先住民の若者は複雑な課題に直面しています。自分たちの文化的アイデンティティと権利を守ろうと努力する一方で、移住を乗り越えなければならない複雑な課題に直面しています。彼らのレジリエンスにもかかわらず、未来を形作る政策討議や意思決定プロセスにおいて、十分な存在感を示せないことも多いのが現状です。

本イベントの目的は以下のとおりです。

  • 先住民や移民の若者、学者、政策立案者、市民社会のリーダーたちが一堂に会し、議論する
  • 気候変動、移住、先住民族の若者の権利の交差点を探り、彼らの声と経験を増幅させる
  • 先住民の青少年特有の脆弱性と貢献を認識する包括的な枠組みの緊急の必要性を強調する
  • 彼らの視点を中心に据えることで、彼らの権利を擁護し、レジリエンスを強化し、気候政策と移民政策の形成に有意義な参加を促す解決策を促進させる

【共催団体】

[パネリスト]

  • Erika Xananine Calvillo Ramírez (メキシコ)

  • Hillary Paul (カナダ)

  • Sorane Sakihama (日本)

  • Craige Q7 Beckett (南アフリカ)

  • Toni Chiran (バングラデシュ)

  • Joe Baxter (マレーシア)

  • Cecilia Zerbini (IOM)