2月下旬に、プーチン大統領によるウクライナへの軍事侵攻が開始されてから3か月が経ちます。その間、ウクライナからは多くの人々が国外へと脱出し、諸外国によって保護されています。日本にも、ウクライナから避難してきた人々がいますが、日本政府によって「難民」ではなく、「避難民」として位置づけられ、国際基準に基づく対応がなされているとは言えません。今回のウェビナーでは、ウクライナからの避難民をはじめとした日本に在留する人々が直面する入管・難民保護制度の問題点や、諸外国・国際基準に沿った対応について解説いたします。
◆配信先:ポリタスTV(https://youtu.be/qpPa87qRk-s)
※申込は不要です
◆日時:2022年5月17日(火)19:00~20:15
◆出演:安藤由香里(あんどう ゆかり)招聘准教授(大阪大学)
高橋済(たかはし わたる)弁護士(ヒューマンライツ事務局次長
津田大介
◆イベント概要
1.ウクライナ避難民受入れをめぐる日本の情勢解説、趣旨説明
2.Ⅰ現行の入管・難民保護制度による対応の可否
Ⅱ与党の入管法改正案の解説、問題点
Ⅲ野党の入管法改正案の解説、比較
3.Ⅰウクライナ避難民をめぐる国際的な動き(EUの一時保護など)
Ⅱ国際人権条約、難民条約、EU指令等における補完的保護概念の
Ⅲ各国の補完的保護の規定の紹介
4.視聴者からのコメント・質問を踏まえながらのパネルディスカッション
◆主催:ヒューマンライツ・ナウ、ポリタスTV
◆問い合わせ:info@hrn.or.jp