12月4日開催「ファッション界の革命に挑む! 〜搾取なきサプライチェーンの実現に向けて〜」
このたびヒューマンライツ・ナウ NYは、ファッションブランドVPLのCEOかつ「ファッションガールズ・フォー・ヒューマニティ」の創立者である花沢菊香氏をお招きし、
オンラインイベント「ファッション界の革命に挑む!〜搾取なきサプライチェーンの実現に向けて〜」を開催します。
東日本大震災の際に、非営利団体「ファッションガールズ・フォー・ヒューマニティ」を立ち上げ、
総額5000万円近くを復興のために寄付され、パンデミックの際には、いち早く医療関係者用防護服の型紙をオンラインで無料で提供されるという、
ファッションを通じ社会に貢献する花沢氏。
防護服の型紙へのアクセスはなんと180カ国から30万人。
サプライチェーンの労働者の賃金が、最低賃金を遥かに下回るという問題があることは知られているところですが、
カリフォルニアでも85%の縫製工場の労働者が最低賃金を得てないことが発覚し、先日縫製工場の労働者に最低賃金を支払うことを雇用主に義務付ける法律が制定されました。
花沢氏はそのサプライチェーンの労働者の賃金を保障すべく、バイヤーからメイカーに直接代金が支払われるプラットフォームを作り、サプライチェーンの仕組そのもの、価格構造、依然存在するスウェットショップ、大量に発生するファッションの廃棄問題など解決しようとしています。
この壮大な改革の仕組はいかに?なぜそんなことができるの?どうして今まで誰もやってこなかったの?など
ヒューマンライツ・ナウ伊藤和子事務局長との対談を通し、花沢氏が答えてくれます。
●花沢菊香 氏
アメリカファッションデザイナー協議会の金融委員、アジアソサエティー、アート委員会メンバー、ニューヨーク市経済開発公社インキュベーターパネルなど歴任。
現在は国連/スワロフスキー財団のワンバイワン推進アドバイザー、コロンビア大学GS非営利理事、団体ファッションガールズ・フォー・ヒューマニティ創立者/理事でもある。
フォーブス誌「48人の慈善家」、ニューヨークのアジアソサエティーのゲームチェンジャー賞、その他受賞多数。ファッションの未来に向けた事業投資などを行う傍ら、ハーバードビジネススクール、イェール大学、グーグル、コロンビア大学など女性、持続可能な投資、事業モデルについて講演。映画カレンダーガール(2020)のエグゼクティブ・プロデューサー。コロンビア大学に花沢奨学金設立。
●伊藤和子
国際人権NGOヒューマンライツ・ナウ事務局長。弁護士。ミモザの森法律事務所代表、慶應義塾大学ロースクール非常勤講師。
ジェンダー法学会副理事長、国際人権法学会理事。日弁連両性の平等に関する委員会委員長、東京弁護士会両性の平等に関する委員会委員長を歴任。女性、子どもの権利、えん罪事件、環境訴訟など、国内外の人権問題に関わって活動。
2004年に日弁連の推薦で、ニューヨーク大学ロースクールに客員研究員として留学。帰国後の2006年、国境を越えて世界の人権問題に対処する日本発の国際人権NGO・ヒューマンライツ・ナウ (Human Rights Now) の発足に関わり、以後事務局長として国内外の深刻な人権問題の解決を求め日々活動している。『ファストファッションはなぜ安い?』を含め著書多数。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【イベント詳細】
◆日時:12月3日午後5時(アメリカ西海岸)
12月3日午後8時(アメリカ東海岸)
12月4日午前10時(日本)
◆参加費:12ドル(Paypalも日本のクレジットカードも使えます)
◆使用言語:日本語
◆申込:https://www.eventbrite.com/e/208992852247
◆申込締切 イベント開始24時間前
Zoom使用による90分のイベントになります。当日参加できない方も、お申込み頂ければ、後ほど録画リンクをお送りします。大勢の方のご参加お待ちしています。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【問い合わせ】 info@hrn.or.jp