【共催イベント】7月24日(土)The Story of Plastic から考える環境問題と人権問題

私たちの存在は環境と密に関わっています。環境から衣食住に必要なもの全てを得ている以上、その生活は環境に依存せざるをえません。だからこそ、「環境問題」は環境という領域に留まっているものではなく、私たちの生きる権利・健康への権利・安全な水への権利・食料への権利に直接関わってくる「人権問題」でもあるといえます。

こうした視点を、プラスチック問題について考えるときに用いてはどうでしょう。
プラスチックの9%しかリサイクルされておらずほとんどがごみとして処理されている現状で、プラスチックごみの多くは目に見えないところで他国の人、そして私たち自身の生活に悪影響を及ぼしています。

本イベントでは、ドキュメンタリー「The Story of Plastic」を題材に、プラスチック問題の正しい認識を再確認し、人権問題としても捉えることの有効性、また問題解決につながる行動を促進するために求められることについて、NGO団体・企業・学生団体の方々の対話を通して皆さんと考えたいと思います。
参加費無料のウェブ開催ですので、少しでも興味のある方はお申込み下さい。

 

◆開催日時:2021年7月24日(土) 16時00分〜18時00分
◆開催方法:ZOOMウェビナー
◆参加費 :無料
◆お申込み:https://thestoryofplastic20210724.peatix.com/
◆参加方法:前日までに、お申込いただいたメールアドレスに参加用URLをお送りします。
また、ドキュメンタリー「The Story of Plastic」の視聴URLもにお送りいたしますので、イベント開始までにご視聴ください。

 

◆登壇者紹介:
・丸谷 一耕氏、上田 祐未氏(NPO法人木野環境)
NPO法人木野環境は長いスパンでの理想の社会像を考え、循環型社会の構築に向けた社会システムの提案を行います。とくに廃棄物の減量やリサイクルに関する調査が得意で、自治体から受託することが多いです。著書に「ごみゼロ大事典」など。

・大塚 桃奈氏(BIG EYE COMPANY チーフ・エンバイロンメンタル・オフィサー、CEO)
国際基督教大学卒業後、徳島県・上勝町へ移住し、2020年5月にオープンした「上勝町ゼロ・ウェイストセンター」に就職。現在、山あいにある人口1,500人ほどの小さな町で暮らし、ごみ問題を通じて循環型社会の実現を目指して同施設の運営に携わる。
併設するHOTEL WHYでは、宿泊を通じて上勝での暮らしを体験でき、チェックイン時にはスタディツアーを開催している。
学生時代に翻訳に携わった”エシカル消費”がテーマの絵本「Are You Ready? The Journey to the Veiled World(末吉里花:著、中川学:絵)」は、山川出版社より好評発売中。また、日本で最も美しい村連合のひとつでもある上勝町の魅力を、季刊誌で発信もしている。

・ノイハウス萌菜氏(株式会社斗々屋 広報担当 / サステナビリティ・コンサルタント / のーぷら No Plastic Japan 代表)
1992年生まれ。イギリス育ちのドイツ人と日本人のハーフ。一児の母。
日本に引っ越してきてから周囲の「使い捨て」の多さに敏感になり、一人一人ができるところから変えていくべきだと感じ、プラスチックストローの代替品となるステンレスストローブランド「のーぷら No Plastic Japan」を設立。それ以来、環境保護を自分ごととしてとらえ、それぞれが無理なく日常に取り入れられる環境保護活動やそれに繋がる行動を提案し発信している。
株式会社斗々屋の初期メンバーおよび広報担当として2019年から携わっている。斗々屋は、『量り売り』から拡がる未来のための今の暮らしを創造し、持続可能なスパイラルで豊かさの価値を変えてゆくことを目指しています。

・三浦 央稀氏(学生団体TIPS 統括代表)
2018年 学生団体TIPS設立。以後、代表として活動の企画・運営を担当。
2021年 東洋大学経済学部を首席卒業。あわせて、活動の運営を学生メンバーに引継ぎ、企画・交渉とメンバーサポートを担当する統括代表に就任。

・山本 亜美氏(学生団体TIPS メンバー)
東洋大学経済学部国際経済学科3年生。2018年にTIPSに加入し、株式会社マイナビと連携したSDGs特集の取材・配信や、ボトルト株式会社との連携プロジェクトなどを担当。

・大舘 弘昌氏(国際環境NGOグリーンピース・ジャパンのプラスチック問題担当)
2015年にグリーンピースに入職し、2018年よりプラスチック問題を担当。米国留学時に「ハリケーン・カトリーナ」の災害支援活動にボランティアとして参加したことがきっかけで社会活動に関わり始め、世の中の問題には対症療法的ではなく、より根源的なアプローチが必要なことに気付く。
グリーンピースの活動を通じて、環境社会問題の根っこにある社会構造にポジティブな変化を与えることで、人にとっても地球にとっても良い社会を作りたい。

・小園 杏珠氏(認定NPO法人 ヒューマンライツ・ナウ)
国際的な人権問題に関心があり、学生時代には主に難民問題やLGBTQ+を取り巻く社会問題に関わる。旅行が趣味で卒業後は観光業界に就職するが、駐在先のインドで根深い人権格差に日々触れることで、やはり人権保護を仕事にしたいと考え転身。ヒューマンライツ・ナウではビジネスと人権プロジェクトを担当し、企業活動や消費行動が人権侵害になっていないか問いかけ、社会に責任のある行動を広げるべく活動している。

 

◆プログラム:
※ドキュメンタリー「The Story of Plastic」を視聴いただいた前提でイベントを開催いたします。
1 開催に寄せて
2 各団体・登壇者の発表
3 ビデオメッセージ(Zero Waste Maldives)
4 パネルディスカッション
・モデレーター 塚本 愛美
5 質疑応答
6 閉会挨拶

 

◆共催:
国際環境NGOグリーンピース・ジャパン(https://www.greenpeace.org/japan/

 

★メディアで取材希望される方:
Peatixでのお申し込みと併せて、①所属先 ②お名前 ③掲載予定媒体を
件名【210724ウェビナー取材依頼】にて事前にHRN事務局(info_bhr@hrn.or.jp)あてにご連絡ください。

 

※注意事項
・本イベントの進行を妨害される恐れがある、誹謗中傷する恐れがあると主催者が判断した場合、参加をお断りする可能性があります。
・また、発言・登壇者の方に、より自由な議論をして頂けるよう、イベント中の発言をSNS等で対外的に発信・中継する等の行為はおやめください。
・本イベントの後日配信は行いません。何卒ご了承いただきますようお願いいたします。
・イベントに関する質問や連絡等は、peatixお問い合わせページからお願いいたします。