■709とは
2015 年 7 月 9 日、この日を境に中国では 300 人に及ぶ人権派の弁護士が一斉に取り締まられ、約 30 人が不当に拘束された。なかには有罪判決を受けたり、いまだに行方がわからない者もいる。こうした弁護士たちは社会的弱者のために日夜奔走してきた。事件の背景には、中国の民主化を警戒し、一党独裁体制の崩壊を恐れる習近平政権が法律のエキスパートである弁護士たちに制裁を加えたとの指摘がある。
■起ち上がった妻たち
映画『709の人たち』はこうした弁護士たちの家族を追ったドキュメンタリーである。自らに迫りくる危険をものともせず、妻たちは夫の無罪を主張して命がけの行動にでる。赤いバケツを持って街頭に佇んだり、夫の名前が書かれたティーシャツを着て街を歩いたり…。そのひとり李文足は言う。「この半年間、私たちはともに闘い力を発揮してきました。国際社会に注目してもらうために」――。
■トークセッション!
強大な経済力を背景に、いまや世界の大国となった中国。なぜ中国は人権を犠牲にしてまで発展し続けようとする
のか。上映後は中国を舞台にドキュメンタリーを撮り続けてきた映画監督の池谷薫、神戸大学の梶谷懐、東京大
学の阿古智子がトークセッションを行います。世界がこぞって不寛容に向かういま、中国の人権問題は決して他
人事ではありません。
【日時・場所】
12月7日(木)18:30 上映 (18:00開場)
大阪市立総合生涯学習センター 第一研修室
大阪市北区梅田 1-2-2-500 大阪駅前第 2 ビル 5階
電話:06-6345-5000
【日時・場所】
12月7日(木)18:30 上映 (18:00開場)
大阪市立総合生涯学習センター 第一研修室
大阪市北区梅田 1-2-2-500 大阪駅前第 2 ビル 5階
電話:06-6345-5000
【参加費】
参加費 500 円 (申込不要)
【問い合わせ】
tako19710528@gmail.com
【主催】
認定NPO法人ヒューマンライツ・ナウ
共催:神戸大学現代中国研究拠点プロジェクト
協力:ヒューライツ大阪 アムネスティ・インターナショナル日本