【イベント】NY勉強会「グローバルな人権活動〜国連と国際人権NGOそれぞれの役割と取り組み」

NY勉強会のお知らせ

「グローバルな人権活動〜国連と国際人権NGOそれぞれの役割と取り組み」

10/15日(日)15:30時よりコロンビア大学にて、国連職員の彼末由羽さん、ヒューマンライツ・ナウの伊藤和子事務局長をお呼びして勉強会を国連フォーラムと共催いたします。
グローバルな人権課題に取り組むため、国連は、そして国連に働きかけを行うNGOはどのような活動をしているのでしょうか。グローバルな人権課題への取組と国連の課題を議論します。

参加をご希望の方は、10/14日(土)正午までに参加登録フォーム ( http://goo.gl/9UFt23 ) よりご登録をお願いします。

【勉強会紹介文】
彼末氏からはOHCHRに在籍していた頃の取り組み、および現在の部署(国連テロ対策部)での人権官としての職務についてお話を伺います。伊藤氏からはグローバル課題に取り組む国際人権NGOの活動、特に事実調査やキャンペーンがもたらす変化、アドボカシー活動の経験から見た国連の課題などについて語っていただきます。

【発表者紹介】
彼末由羽(かのすえ・ゆう) 国連テロ対策部人権官
伊藤和子(いとう・かずこ) NGOヒューマンライツ・ナウ事務局長

【モデレーター紹介】
マルティネスまろみ ヒューマンライツ・ナウNY国連代表代理

 


【概要】

1. 日時:10月15日(日)15:30〜17:30(15:00から入場開始)

2. 場所:コロンビア大学、コロンビア大学Teachers College図書館3階 ラッセルホール305 (525 W 120th St, New York, NY 10027)
*Teachers College図書館への入り口は、マンハッタン120丁目のBroadwayとAmsterdamの間のちょうど真ん中あたりです。
*入場の際、写真付きIDが必要となります。忘れずにお持ちください。

3. プログラム:15:30〜17:30、講演・質疑応答、17:30〜懇親会

4. 集合時間:15時20分。集合時間までにお集まり下さい。遅刻・欠席の場合は必ず事前にご連絡をお願いいたします。

5. 使用言語:日本語

6. 参加費:無料。勉強会後、懇親会も予定しております(費用別途)。

7. 当日問い合せ先:参加申し込みを頂いた方に別途連絡いたします。

8. 共催  国連フォーラム/国際人権NGOヒューマンライツ・ナウ

9.講師プロフィール

彼末由羽氏

大阪府出身。ミネソタ大学国際関係・政治・歴史学士、カリフォルニア大学法務博士、オックスフォード大学国際人権法修士。カリフォルニア州弁護士。ロースクール卒業後、3年間の弁護士経験(刑法、移民法)を得て、2006年に国連競争試験に人権の分野で合格。国連アジア太平洋経済社会委員会社会開発部で障がい者の権利のプログラムにかかわった後、国連人権高等弁務官(OHCHR)ネパール事務所へ人権官として赴任。OHCHR東南アジア事務所でタイのクーデター前後の人権状況のモニタリング、OHCHRソウル事務所で北朝鮮人権状況のモニタリング等に従事。2017年に新しく設立された国連テロ対策部に人権官として赴任。

伊藤和子氏

1994年弁護士登録。東京弁護士会所属。ミモザの森法律事務所代表。2004年よりニューヨーク大学ロースクール客員研究員として留学。その後、ジュネーブ国連人権小委員会インターン、ニューヨークで国際人権NGO Center for Constitutional Rightsのインターン、NGO国連代表代理などを経て帰国。2006年、日本発の国際人権NGO「ヒューマンライツ・ナウ」を設立、事務局長に就任。深刻な人権侵害や女性に対する暴力の解決を求めて、国境を越えて活動中。ほかに、UN Women市民社会アドバイザリーグループメンバー、東京弁護士会の両性の平等に関する委員会委員長、日弁連取調べの可視化実現本部事務局次長、日弁連国際人権問題委員会委員、ジェンダー法学会理事など歴任。 著書に 『誤判を生まない裁判員制度への課題』(現代人文社)、『イラク「人質」事件と自己責任論』(共著、大月書店)、『人権は国境を越えて』(岩波ジュニア新書)、『人権で世界を変える30の方法』(合同出版)、『ファストファッションはなぜ安い?』(コモンズ)、訳書に『なぜ無実の人が自白するのか』(日本評論社)など。